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ぶらり世界のまち歩き...
by ptaro2009q
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バルセロナ テロ事件

本日早朝のこと、「スペインのバルセロナでテロ事件発生、車が観光客らに突っ込み暴走、これまで110人以上が死傷した」との報に戦慄した。
5月の欧州旅で5日間を過ごした街だけに実に驚いた。
またバルセロナの中心地での事件とのことだがどの辺での事件だったのか気になった。

報道を見る限り、事故の現場となったのは「ランブラス通り」だと云う。
まさか、とは思ったが、そのまさか、であった。
ランブラス通りといえば、市の中心となるカタルーニャ広場から地中海を臨む港湾部まで延びる長き一本道、バルセロナ随一の繁華街と言っても良い。
沿道には緑豊かに背の高い木々が茂り、通りの中心部が幅広い舗道となっており、道両側には露店やカフェ等の飲食店など何処までも続き観光客がごった返しておった。
バルセロナ滞在中は毎日このランブラス通りを歩き色々な店を覗き込み、またオープンカフェでビールやサングリアを飲みながら人々の往来を眺めておったものだ。
今回のテロでは18ヶ国以上の観光客が死傷したとのことだが、確かに国際色豊かな賑やかな通りで、時間によってはサッサと思い通りに進めないほどに混雑する通りであった。
車道はこの広い歩行者天国の如き舗道の両脇にそれぞれ一車線ずつあるだけで、車は大したスピードも出せずに小さくなって動いていた印象がある。
テロリストの車は恐らく歩行者天国に侵入して暴走に及んだのであろう。
夕方の雑踏に割り込み高速で蛇行を繰り返しながら人々を跳ね飛ばした犯人の蛮行は許し難い。
バルセロナ テロ事件_c0006772_18124089.jpg
犯人の動機は如何なるものか。
実行犯はまだ逃走中? 政治的或いは宗教的なものなのかはまだ明らかにはなっていない。
観光客の多さで近隣住民からの騒音や物価上昇への不満が高まり社会問題化しているとの報もある。
賑やかな観光客に対する嫉妬というか社会格差の問題が絡んでいるのかもしれない。
それにしてもこのところ欧州各地でのテロの多さは日常化して来た感がある。
複雑で根深い社会問題が残る限りはこうした事態を撲滅していくのは容易ならざる時代となった。
何ともやるせなさ以上のものが残る。
犠牲者の方々、そしてバルセロナに声を掛けたいが何と言って良いか分からない。

今回の欧州旅で訪れたブリュッセル中央駅、パリのシャンゼリゼ通り、そしてバルセロナのランブラス通り、帰国後3ケ月以内に縁ある土地で立て続けにテロ事件が発生したことにも驚かされた。
日本、なかんずく東京にとっても対岸の火事とは言えない状況が目前に迫っている。

# by ptaro2009q | 2017-08-18 18:14 | Spain

欧州ひとり旅 (16) Day 4 ブリュッセル その3

今回の2週間に渡る欧州旅、貧乏旅ゆえ食事の方は質素そのものであった。
一人旅ということもあり、外食は多くはなく、スーパー等で買いものをして食べるほうが経済的にも時間的にも楽であった。

食事は生命維持のためのもの、という局面も少なくない味気ない旅ではあったが、美食の国ベルギーで楽しみにしていたのが蒸しムール貝。
以前のブリュッセル訪問でも食べたことがあったが、今回一人でゆっくりとバケツ一杯のムール貝を食べることを楽しみにしていた。

ブリュッセル到着の日はいつものようにホテル探しから始めたのだが、その日もまたまた大苦戦。
中々予約したホテルが見つからない。
中央駅から徒歩30分程度のところ、地図と擦り合わせてこの辺、と思った箇所をさらったが、悉くハズレで途方に暮れた。
重いリュックを背負っての彷徨であり、前篇でも書いた空気の悪さに疲弊が増して行くばかり。
遂に白旗揚げた。
ホテルのチェックイン時間迄にはあと1時間以上あるので、作戦変更。
一旦駅やグラン・プラスがある繁華街に戻ってお昼を食べてから、タクシーに乗ってホテルを探してもらうことにした。

中央駅からグラン・プラスに向かって坂を下ったところの小広場にレストランが並ぶ。
どこも多くの観光客で賑やか。
その中の一軒を選び、屋外のテーブルではなく室内に入る。
屋外は開放感あるも 団体客が周囲を絶え間なく歩き騒がしく、リラックス出来そうもない。
ランチタイムのピークを過ぎたこともあるせいか、室内は客もまばら。
薄暗い照明、静かな環境はむしろ大変落ち着けた。
欧州ひとり旅 (16) Day 4 ブリュッセル その3_c0006772_13100126.jpg
先ず何は無くとも頼んだのが、ベルギービール ‼️
長い歩行で疲れ咽喉も渇いていたので、一杯目、美味さが沁みた。
殆ど一気に飲み干す。
オランダでは薄口のハイネケンの缶ビールを飲んでいたので、このフルーティでコクのあるベルギービールは一級品に思えた。
歓喜の涙流す。
欧州ひとり旅 (16) Day 4 ブリュッセル その3_c0006772_13105987.jpg

さて注文して15分ほどで、お目当ての蒸しムール貝のバケツがやって来た。
バケツの中に無数のムール貝、加えてセロリ、玉ねぎ、ニンニク等が沁みた程よく混じっておる。
そしてフライドポテトが付け合わせとしてサーブされていた。
夢にまで見たムール貝、いややっと現実のものとなったぞい。
欧州ひとり旅 (16) Day 4 ブリュッセル その3_c0006772_07430141.jpg
2杯目のビールとともにこのバケツ一杯の北海の海の幸、至福の味を小一時間かけてゆっくりと楽しんだ。
スープを含めて綺麗に完食なり!
ムール貝、旬は er のつく月、すなわち September から December までの間となる、と言うが、どうしてどうして十分に美味かった。
思えば、この2週間旅の食事の中では最も思い出深い食の宴であったなぁ。

# by ptaro2009q | 2017-07-28 10:56 | Belgium

欧州ひとり旅 (15) Day 4-5 ブリュッセル その2

自宅パソコンが変調をきたし、投稿が出来ない状態が永く続いている。
MSウィンドウズの更新作業が勝手に始まり、それが出来ないので元に戻す作業をしているとのことだが、その画面が延々と数日続き現在に至っておる。
ログイン出来ないのだ。
いけないこととは承知しながらも電源を落として再起動してみたが、状況は変わらず。
正常化のための手段をご存知の方がいらっしゃれば、是非ご教示お願いしたい。
ブログの方はパソコンの変調は天の声と都合の良い解釈をし、サボっておった。
流石にブランク長いと自分の記憶も薄くなるわと、この投稿はやっと手に入れたiPad Proにて書いておる。昨年11月に予約したもので入手までに半年以上待たされた。これまで9.7インチのものを利用していたが今回のは12.9インチの大判で大変見易く重宝している。

さて本題、ベルギーの首都・ブリュッセルのお話。
24時間足らずの滞在ではあったが街の印象としては正直なところかなり悪かった。
「中世の美しい都市」という期待値が高いだけに残念度は大きかった。
街の至るところ 極端に空気が悪く、路上が汚ないのである。
理由は明白、何を隠そう、路上喫煙者の多いこと多いこと。
子供は別として老若男女、これほど喫煙率の高い街を見たことがない。
気品高い中高年のオバサンあたりでもフツーに歩きタバコしている様子にはこの習慣の底辺の広さを感じざるを得なかったわ。
欧米、なかんずく欧州の都市での歩行喫煙の多さには大の嫌煙派としては いつも閉口させられるが、このブリュッセルの状況は最悪の部類と思えた。
古い街並みで往来も狭い通りが多いことから 尚更歩きタバコの煙が目立ってしまう。
当地到着後ホテル探しを含めて数時間以上を街歩きに費やしたが、歩き始めて1時間ほどで既に咽喉がいがらっぽくなり、次の1時間では咽喉の奥にニコチンやタールがこびりついているような感覚となり、この街を去る頃には完全に咽喉に苦い味が層のように重なっておった。
欧州ひとり旅 (15) Day 4-5  ブリュッセル その2_c0006772_21261343.jpg
いやこれは生理的に空気を吸うこと自体に苦痛を伴うなあ。
喫煙者が多いことは理解できなくもないが、受動喫煙を危惧する嫌煙派だって多数いる筈ではないだろうか、嫌煙派は文句も言わずこの状況を容認しているのであろうか?
また行政側もしかり、いや行政のお偉方や職員も当然喫煙者多く、当然状況容認ということに落ち着いているのであろう。

「受動喫煙防止に関する法令がないのは、五輪開催都市では東京のみ」
「先進国G8で屋内禁煙を実施していないのは日本だけ」
こうして日本は愛煙家天国のように言われているが、いやどうしてどうして屋外だけであればブリュッセルを始めとした欧州都市の惨状と比べれば東京の街は実に実にクリーンである。
併せて、これだけ喫煙率が高い街だとブリュッセル人平均寿命は短いのであろうか等、あれこれ余計な詮索、心配にも及んだ次第であった。
どうもEC全体では喫煙を控えるよう唱えているようだが、どの都市も屋内は禁煙原則なれど総じて屋外の歩きタバコに関しては寛容で規制を設けてはいないようである。
東京オリンピックの際には海外から大群の客が押寄せ歩行喫煙が東京の街にまかり通るのか、これも聊か心配のタネとなろうか、東京都の適切な対応を望むところである。

タバコの煙だけでなく、路上でのポイ捨てが多いのにも閉口した。
呆れた、と言っても良い。
吸っては街角にポイ、がフツーなのである、街の美観など関係ない、いや、この街には道徳もないのかね。
これでは街そのものが灰皿のようなものである。
咽喉がおかしくなるのは煙のせいだけではなく、捨てられた吸殻のせいでもあるのであろう。
いや此処まで書いてきて我が口の中、ん〜、なんだか苦くていがらっぽくなって来たぞ。

さてタバコの件でブリュッセルを酷評したが、ブリュッセルの名誉のために付言しておこう。
翌朝7時頃から早朝散歩に市街へ出掛ける。
昨日見られなかった小便小僧像など見ておきたかったのであった。
昨日も歩いた商店街・繁華街を歩いて吃驚、あちこちに緑色の大小の清掃車や掃除人多数。
清掃車が大きな丸ブラシを回転させ、吸殻を含めたゴミを街路から一掃する。
その後清掃車は大量の水を吐き出し路上を清める。
午後夕方のかなり雑然煤けた街角風景は一転曇りなきものになる。
なかなか壮観な景色である
欧州ひとり旅 (15) Day 4-5  ブリュッセル その2_c0006772_21220588.jpg
2時間ほど歩いたが、余りに頻繁に各所でこの清掃車や清掃人の姿を見かけたことには驚いた。
街をあげた毎朝の大掃除はブリュッセルの名物だ。
そして或る意味納得した。
この恐らくは毎朝の一斉大清掃があるから、喫煙者は安心してポイ捨てが出来る、ということなのであろう。
そして街の清潔さと美観を保つために多数の清掃車、清掃人を保っているのは、市民の雇用を確保する点でも小さからぬ社会的効果をあげているようにさえ思われた。
う〜〜ん、タバコのポイ捨ては廻り廻って雇用確保のための社会貢献となっておるわ。

一度仕事絡みの団体旅行で来たことのあるブリュッセルではあったが、その時はこうした煙害には全く気付くことはなかった。
また、TVの旅番組、街角風景を映した番組ではタバコの存在など殆ど感じさせられることはないが、実際に歩いてみると想定外の事実が多いことも旅の本質であるもんだ。
ガイドブックやネットの情報などでもなかなか拾えぬ現地の空気感や生理的な相性など、良くも悪くもやはり旅はしてみないと分からぬものである。
# by ptaro2009q | 2017-07-27 21:28 | Belgium