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山登りを始めるようになってから、「山と渓谷」誌を愛読するようになり、最近では近所の図書館でバックナンバーを毎号次々借りてまで読んでいる。
巷間言われるように、確かに広告の多い雑誌で、山登り・ハイキング用のウェア、シューズはもとより、ザック、テント、デジタル計器等の登山ギアを始めとして、山小屋の広告、山関係の書籍など、賑やかな広告が多くのページを埋めている。 口の悪い輩は、「山と渓谷」ならぬ、「山と広告」と揶揄しているらしい。 国内外の登山ツアーの広告も花盛りで、見ているだけでも楽しい。 身近な山へのハイキングから難所での技術習得を目指したレベルの高い講習ツアーに至るまで内容も様々である。 海外ツアーの場合、王道とも言うべきは、やはりヒマラヤやヨーロッパアルプスなどの世界最高峰へのツアー。一般人でもこういうツアーに簡単に参加できるとは、何とも便利な世の中になってきたものだと思う。年輩者でも昔見ていた夢、憧れの山への登山、が叶う時代となってきた。 個人的には夢のまた夢だろうが、未踏の大陸、アフリカのキリマンジャロが憧れだ。(コーヒーではなく、山に!) もう少し現実的なところでは、赤道直下のボルネオ島のキナバル山(4,095m)への登山ツアーなんかにも関心が惹かれている。 さて前エントリーでご紹介したニュージーランドもなかなかの人気のようで、最高峰マウントクックや氷河地形のミルフォード・トラック等を歩くツアーの広告があちこちに見られる。 ニュージーランドの魅力は、何と言っても、手付かずの大自然、ということか。 人間の数より羊の数が多い、という国であるが、車で南島を超特急で廻った時には本当に人間が少ないと感じた。 南島のクライストチャーチやダニーデンといった都市部以外のところでは、人家も閑散たる有様である。いや、閑散というよりは、むしろ自然を愛し、敬い、その自然のためには邪魔なものは存在さえ許さない、というような意志の力を感じさせられた。 町以外の場所では何処へ行っても、建物はおろか、看板さえも規制されているのであろうか、無用の人為的なものは自然の中で排除されている。 その徹底ぶりは驚異的で、恐ろしいくらいだ。 日本のように郊外や山間地でも、看板が林立し、ゴルフ場が造成され、狭い土地でも隙間が見つかればマンションが建つ、そんな姿からすると、天と地の違いである。 自然を守るためには安易な商業主義は絶対に許さぬ、といった禁欲的な態度が何百年も続いていることに、ニュージーランド人のプライドのようなものを感じさせられた。
by ptaro2009q
| 2007-11-22 23:13
| New Zealand
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