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本日はスポーツで主役になれる日(?)。
地元で開催されるマラソン大会に朝から参加した。 30歳半ばに突如、走ることに目覚め、多い時には、秋から冬のマラソンシーズンを中心に年4-5回のレースに出ていた元気な頃もあった。そのピーク時にはホノルルマラソンにも一度だけだが参加して42km余りを3時間台で完走したこともある。 しかし、以降だんだん情熱も衰え、足腰もそれ以上に衰え、参加する大会も年2つくらいがいいとこになってきて、更に此処3,4年はこの地元の大会のみ辛うじて参加している状況となった。 しかし、まあそれでも、一年に一度大勢の人たちと一緒にレースに出る興奮を楽しみに、その大会に出るがために日頃僅かながらも鍛錬の機会を継続的に持っている。 昨年は、携帯電話のカメラで走りながらレース本番中の写真を各所で取り、その内容をブログにおさめた。 記録的にあまり成果が出ぬ、という諦めから、多少ぶざけた気分でマラソン大会に出たのだが、練習が少ない割には思ったより良い記録だった。今年は、そういう余計なことはせずに、真面目に普通に走ろうと考えた。少しは良い時間で走れるか。 先週土曜日に本番コースを試走し、10kmの走りきることには若干の安心感を持ったのだが、昨日土曜日にもやはり本番コースの7km分ほどを走った。 一週間の疲労とストレスのせいであろうか、土曜の朝は思ったより体調が悪く、走り出して2kmもしないうちに、体の中から「もう走れぬ!」の悲鳴、叫びが...。 これまで、練習・本番を問わず、こうして途中で走りを止めることはなかったので、ちょっと自分自身もショックであった。やはり、日ごとの体調の波はあるのだ。 昨日は大丈夫だったが、今日は大丈夫というわけではないのだ。 もうその日その日で体調・体力が異なるくらいの肉体になってしまっているのだ。 昨日は一抹の不安を抱えて練習を終えた。 さて本日、9時前には嫁さんの車に送られて会場へ。 大会主催者によるセレモニーや準備運動など参加し、レース本番を待つ。 何といってもレース後の楽しみはこれ。(↓) 2000名分ほどのトン汁が用意されている、とのことだが、毎年これが楽しみでこのレースに出ている。 親子ファミリーレース、身障者によるレース、5kmレースが順にスタートしたあと、自分が参加する10kmのレースがいよいよ開始した。 最初は団子状態だったが、次第にばらけてくる。 自分がこの人を目印について行く、というペースメーカーを見つけて、走っていくのがレースの前半のひとつのやり方である。ストーカーまがいの危ない発想、と言われてしまうと弁明もしずらいが、後姿(あくまでも後姿だけです)の綺麗な女性ランナーの後をついていくのが良い。 しかし、最近は女性ランナーのスピードにも付いて行けず、実際にはなかなか難しいのである。 5kmまではまずまずのペースで、昨日心配した体の変調もなかった。 やはり、大勢で走るレース、精神的には、普段にない一種の昂揚感、興奮が作用する。 沿道からの応援の声なども嬉しいものだ。 練習中には、あちこち自分の体の部分が重いと感じたり、体調の様子を運動を通して知る、いわば「自分の体との対話」、「この一年間の肉体の変化」、といった思いを反芻しながら走るのであるが、レース本番では、こういう研ぎ澄まされた感覚をいちいち味わっている余裕はない。 興奮で流されてしまう感じである。 より本能的に、より速く走りたい、早くゴールしたい、いや、兎に角完走して楽になりたい、そんなことを感じながら走っている。 6-8kmくらいの間が、精神的には最も辛い。 平坦な川沿いの直線コース、景色が単調な分だけ、なかなか先へ進まず、体力的にも疲労が嵩む。 あと2kmくらいで、ゴールがイメージに入ってきて少し頑張りも出てくる。 が、後ろからどんどん抜かれていく状況が出てきて、自分の肉体的衰えの出た年齢を改めて知る。頭の中では、ゴール前、ラストスパートでどんどん前のランナーを抜いていくイメージを持つが、現実は、体の重心がだんだん後ろにきて、ご老人やオバサン、肥満ランナーにもどんどん抜かれていく...。ラストスパートは最後の20メートルだけであった。 「アリとキリギリス」という寓話がある。 マラソンランナーはすべからずアリとなるべきで、日頃のコツコツと重ねあげてきた練習がスタミナの蓄積と筋力・持久力の貯金につながってくる。長期に禁欲的にコツコツ、というのが、レース本番で花開く。練習は裏切らない。 その点、時々思い出したようにチョッと走る。それも、走った後のビールの味を得んがための練習、というのは、極めてキリギリス的か(笑)。 これでは、なかなかアリさんには勝てません。 兎に角、完走、レースは終わった。 記録は想定よりは若干良く、といって、これといった満足感も全くなし。 無事に終わったことのみに感謝しながら、楽しみにしていたトン汁にありつく。 これから2,3日、あちこちに筋肉痛に苛まれることだろうなあ(苦笑)。 このレースが終わり、いよいよ自分の暦にも「冬」が到来する。
by ptaro2009q
| 2006-12-03 19:37
| Sports
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