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西ヶ原の旧古河庭園から、南方向へ徒歩で隣駅の駒込駅目指して進む。
文脈とは全く関係ないのだが、古河庭園を出た往来で、いきなりやたら大きく、目立つトラックが目の前を駆け抜けた...!! その派手さにおいては、流石、と唸るものがあった! 尤も電飾はついていなかったが....。 古河庭園で得た静かな洋風の清々しい気分は、これでリセットされてしまったか(虐!) 乗り放題の地下鉄切符を持っていたが、次の駅である駒込駅近辺にある「六義園」を訪問するため歩く事とした。 旧古河庭園と六義園は、ある意味、来ると必ず一緒にワンセットで訪れるべきスポットになっているのか、この両者を繋ぐ道、本郷通り、を歩いている人、なかんずく、おじいさん、おばあさんのグループがやたらに多い。 おじいさんグループと言えば、道中何人もの人があまねく大望遠レンズをつけた一眼レフのカメラを首からぶら下げている壮観なシーンに2度出会った。 一人二人ならいざ知らず、老人集団がみな一様に高価な一眼レフカメラを首からぶら下げて行列、というのはちょっとギョッとする。 最近お祭りだとか、山歩きだとか、他のエベントなどでもあちこちでカメラ小僧ならぬ、カメラおじいさんの群れを見掛けるようになった。 同好の士の集まり、ということだろうが、こんなシーンが各地で散見されるのは、世界広しといえど、日本だけではなかろうか。 長寿大国、経済大国、デジタル大国、…といろんな語句が重なり、頭の中を駆け巡る。 (いや、我れもそのうち、このような仲間に入るのかも。) 本日、日経紙面で見たが、06年ヒット商品番付、横綱は「デジタル一眼レフ」だったそうだ。むべなるかな。世代を超えた大きな支持あり、ということだろう。いや、お金も時間もある熟年にはこれほど楽しい玩具はないか。 王子駅、旧古河庭園と、2箇所を廻り、腹もすいてきたので食事をしようかと思っていたが、賑やかな駒込北口商店街に突き当たる。 妙に小ぶりの商店街を横丁に見つけ、中に入って行くのも、途中下車ぶらり旅の楽しさだろう。 ネーミングは不思議な横丁であったが、下町ならではの、おでん屋、漬物屋、など、気さくな風情のお店が並んでいて親しみが持てる。そう言えば、東京商店街グランプリ、準グランプリ受賞、と描いた旗がなびいておった。(こうなると、グランプリ賞受賞の商店街を探して、訪れてみたくなるもんだ。) 駒込駅北口の商店街には、突如銭湯が出現! アーケード街のど真ん中の銭湯、意外性があって面白い。 濃厚な醤油味と、煮玉子が空腹を満たしてくれた。
by ptaro2009q
| 2006-12-02 00:44
| Excursion
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