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ライン河を下る観光船は定員凡そ200人ほどか。
夏季には、満員の客は皆デッキに出て、陽の光を思い思いにむさぼっている。キャビンに篭っている者は、食事を取る者以外には殆んど皆無である。(食事も、美味くなかった!) ラインの河をゆっくりと進み、両岸に見える多様な景色を楽しむ。 時に岸から聳え立つ山の頂きに立つ古城に何度か遭遇した。見晴らしの良い、軍事的に然るべき場所にちゃんと城が建っていることに妙に感心したものであった。 「猫城」とか、「ねずみ城」とか、御伽噺の世界のような名がついた城もある。 また、河の途中に三角州の小島があるのだがその三角に合わせて建てられた城を発見。 城にも、色んなバリエーションがあり、面白い。 船は、有名な「ローレライ」の場所に差しかかる。ちょっと突き出た大岩、という感じである。 この岩を左手に見ながら船は90度旋回する。正直なところ、特別に見栄えのする岩、というほどのものでもない。 船のデッキにあるスピーカーは、それぞれの景勝地を通り過ぎる際に、簡単な説明をアナウンスしているのだが、此処ではお約束のようにあの名曲「ローレライ」が流れてくる。 録音状態が聊か悪く、音がかすれ気味であったが、昔の絵葉書のような古色蒼然たるローレライの岩とは何となく似合っているような気がした。 ドイツのライン河中流によく船の沈むところがあり、それがローレライの地点だという。 「高い岩の上で魔女ローレライが歌う歌声に船乗りが魂を魅了されて岩にぶつかるから」という伝説があるらしい。「ローレライ」の曲は、この伝説を題材にしたハイネの詩に付けられた曲のひとつであるとのことだ。 こういう薀蓄でもなければ、ただ単に気にもせずに通り過ぎる場所、としか言いようもないのであるが。
by ptaro2009q
| 2006-07-05 23:59
| Germany
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