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今回のNY一日お散歩コースの訪問地は殆んどが過去何度も行っているお気に入りスポットばかりである。何処も皆美しく、インスピレーションを刺激する何かを十二分に持ち合わせており、同じ場所でも行く時行く時で色々な表情を見せてくれるのも愉しみなのである。
その中で、唯一例外として今回初めて訪れるのがフラットアイアンビル(Flatiron Building, 1903年築)であった。 ニューヨークの建築関係、美術・デザイン関係者、写真家などの間でも極めて人気の高いビルのひとつのようだ。 その写真を見ると、その狭小な底辺の二等辺三角形型ビルの奇抜さに強い印象を持たない人は居ないことであろう。非常に胸高鳴る気分でやって来たのである。 御覧の写真(もしかして、絵?)は建築当時の模様らしいが、二等辺三角形というよりは、そのビル幅の余りの薄っぺらさに、強風が吹くと倒壊するのではないかと当時の20世紀初頭の人びとの不安を煽っていたらしい。その点でも、多くの歴史的な逸話がありそうで想像しただけで面白い。一体、実際に見るフラットアイアンはどんなものなのだろうか....? それにしても、このフラットアイアン、モノクロ写真が良く似合う! (続く)
by ptaro2009q
| 2006-02-18 10:20
| New York
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