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養老渓谷への日帰りドライブ、大多喜町→出世観音→森の中をハイキング、と来たが、紅葉鑑賞、という目的にはどうも「ど真中の地帯」に来たという実感が湧かない。
「紅葉の養老渓谷」とは言え、本命の「ど真中」地帯は何処なのだろうか。どうも色々な情報源から推察するに「粟又(あわまた)の滝」の地点が怪しい、ということになり、そちらへ向かうこととした。もう時間は4時を過ぎており、日没時間も近づいてきた。 その名の通り「粟又の滝」を見下ろすことが出来ると言うホテル「旅館滝見苑」、を目指して車を進めると、やっと目的地に辿り着く。 ここも随分の人出で、狭い道路も自家用車やバスで一杯。 駐車場に辿り着くのもまた一苦労なり。 山あいの断崖を降りて行くと眺望が開けて、ほぼ100メートルほどに渡って幅広の滑り台の如く緩やかに流れ落ちる滝が視界に入ってくる。ウオーッと感激! 滝、というと、華厳の滝、ナイアガラの滝、など高きから低きへそれなりの高低差で一気に水流が白波ともども落ちる、というイメージがあるが、ここは、滝というよりは、川・渓流に近い感覚である。岩肌を這うが如くに流れ落ちるこの滝は、ある種の優雅さを感じさせてくれる。 もう辺りは日没時間が近く、写真を撮ろうとしても、まっ暗で色が出てこない。これだけの紅葉が映える景色で、その味を充分楽しめないのは辛くもあった。来た時間が遅すぎたのだ。 この「粟又の滝」、別名を「養老の滝」とも言う。 我々の世代で「養老の滝」というと、ここの滝ではなく、大衆的な安酒場チェーンのことをまっ先に頭に思い浮かべる。学生時代には、高田馬場の「養老の滝」にはしばしお世話になったものだ。現在では、大衆酒場と言えば、「ワタミ」とか色々新興勢力が元気で、「養老の滝」はあまり見なくなってきたが、実際にはどうなのだろうか。あー、紅葉と美滝で感動すべきところで、何だか妙なことばかり考えているものだ。 辺りは5時近くになり、かなり暗くなってきた。知らぬうちに日没時間も随分早くなって来ているのだ。 少し下流まで足を伸ばしてみると、何と、立派な「自然遊歩道」が滝の流れの脇に出来ており、それが随分の長さの散策が楽しめそうである。自分の視線とほぼ変わらぬ高さに緩やかな滝の流れがあり、頭上の渓谷に木々が見える、という構図である。 親子でしばし歩を進めると、見事な絵に描いたような紅葉が頭上のうす暗闇の中に見えている。もう残念ながらモノクロの世界、うーん、青空のもとでやはりこの紅葉を見てみたかった。また来よう、と堅く誓いながら、またぜいぜいと息を弾ませながら断崖を登り、帰途に着くことにしたのであった。 やっと「ど真中」の場所には来たのだが、来た時間は「大暴投」の時間帯なり、嗚呼! あと一週間くらいはまだ紅葉、見ごろであるとのこと。 首都圏の皆さん、チャンスあれば次の週末なんか如何でしょうか。 (お断り: 上掲写真は、大多喜町のHPより借用致しました。)
by ptaro2009q
| 2005-12-01 23:56
| Excursion
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