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アントワープと言えば、嘗ての欧州の交易の中心地。
ガイド本などで、ノートルダム大寺院や市庁舎などの名建築、ルーベンスの家、ダイアモンド博物館、が見どころであることはボンヤリとは認識していた。 帰国後調べてみると、かの名作「フランダースの犬」の舞台であり、新旧の名建築多く、文化・芸術的にも見どころ満載、お薦めレストランも多数の活気あふれる街、とあった。 残念ながら、明確な目的意識なく、ホテル到着後にこれらを見て渡る体力・気力は殆どない状態であった。 その日は、朝早い時間に起きてデン・ハーグの街を歩き回り、またアントワープでも宿探しで随分と歩き、最後はホテルでの洗濯でダメ押し。 体力消耗・青息吐息、気力も尽きたようだ。 しばらくは洗濯したシャツなどの乾燥具合を時々見ながら部屋でまったりとすることにした。 さて暫くの休息も取り小腹も空いてきたことから、少し外を歩くことへ。 時刻は夕刻6時頃。 行き先は、ホテルのご主人のアドバイスを思い出し、観光名所が集中する旧市街の繁華街ではなく、その反対方向にあたる再開発地域である港湾地区へ出掛けることにした。 ホテル周辺、住宅街に交じって倉庫やら突発的な高層マンションなどが建つ比較的整理された地域のようだ。 教えられた方向に沿って港湾地区へ。 家屋に交じってモダンなビルが混じる光景はまだオランダの続きを見ている気がしたが、悪くない。 北フランスを水源とし北海にそそぐシュケルデ川という。 大きな観光船が2艘停泊している程度で、全体には人も殆ど歩いていない閑散たる場所であったが、川べりの一箇所だけ、どうも倉庫らしき所だが、随分の人が集まっている箇所があるのでそちらに向かうことにした。 何もなさそうなところ、周囲には人っ子一人歩いていないのだが、何故にそこだけ人が一点集中しておるのか? 日の入りと言っても、こちらは緯度も高く、夏至までにはまだひと月以上ある時期ではあったが、夜10時半頃までは暗くならない土地なのである。 午後7時を過ぎても十分に陽は高い。 陽が暮れるまで人々はビールやワインを片手に友人や家族とお喋りに勤しむ、ということなのだろう。 人々は倉庫から椅子を自由に持ち出して、好きなところで川を眺め日没を待つ。 なかなか良い場所に出くわしたことに感激した。 当方もパブになっている倉庫内に入って一杯のベルギービールを求め、同じ景色を眺めながら咽喉を潤すことにした。 オランダのハイネケンに比べると、はるかにコクありフルーティでもあるベルギービールは美味かった。
by ptaro2009q
| 2017-07-04 11:02
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