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旅の3日目、その日の宿泊先はベルギーのアントワープに定めて宿を予約した。
一気に首都ブルッセルまで行く手もあったが、喧噪が予想される大都市の一歩手前のアントワープで少しまったりするのが宜しいか。 デン・ハーグから鉄道に乗り、まずは終点のロッテルダム中央駅へ向かう。 ロッテルダムは首都アムステルダムに次ぐオランダ第2の都市で人口63万人。 16世紀から栄えた港町で世界第3位の国際港を持つ。 高層ビルディングが都会的なスカイラインを形成し「マース川のマンハッタン」と呼ばれている。 予定にはなかったが折角の大都市なので、すぐにアントワープ行き電車に乗り継ぎすることなく、少々駅前の様子でも見てみるか。 7面13線という構内の規模もともかく、驚いたのはこの駅舎の大きさ。 ホームに降り改札口を出てから、この駅のとてつもなく大きなスペースに驚く。 兎に角天井がとてつもなく広く、無用なほどに大きなスペースが拡がる。 乗客の数も極端には多くないので尚更駅舎の大きさが目立つ。 外に出るのに随分時間が掛かったような気がした。 駅前はただただ障害物がないただの大広場、そのスケール感には驚くというよりは呆れてしまった。 普通にある駅前の繁華街などは一切なくコンクリートの大平原である。 日本の大都市の駅、いや欧州一般の大きな駅でもこのようなスケール感のある駅は殆どないのではないかと思えた。 振り返って見て、もう一度吃驚。 駅舎の屋根の大きさとデザインの大胆さに。 大きなオランダ人には大きな駅が良く似合う、か? 何故これほどスペース感ある建物としたのか興味をそそられた。 駅前広場の先に少し奇妙なデザインの建物があるので行ってみた。 一軒は壁面が赤のポップな建物、もう一軒は壁面が波打った建物。 あの駅舎にして、駅前にこれらの斬新なデザインのビル。 いやロッテルダムの街中にはどれだけ楽しいビルが溢れていることだろうか、「マース川のマンハッタン」たるところ、もっともっと見てみたい気持ちを堪え、ベルギーへの電車に乗るために駅舎に戻ることとなった。 オランダでは(いや欧州一般がそうなのであろうか?)自動販売機の数は少なく一般には窓口で切符を求めるのが普通なのであろうか。 確かにこれまでオランダの各駅ではいずれも窓口で切符を買っていた。 その窓口のコーナーをやっとみつけて整理券を求め自分の番号が呼ばれるのを待つことになった。 番号はどうも国内便、ベルギー等へ行く国際便などに応じて発券され、それぞれカウンターが分かれているようだが、国際便のカウンターはひとつしかなく中々番号が進まない。 5分経っても10分経っても自分の番号が呼ばれない。 客が多数待っていても駅側はカウンターを追加して開けようとはしないことにイラついた。 電車の切符一枚買うのに此処までの時間が掛かるとは全く考えもしなかった。 何事も日本標準でものを考えるのは旅においてはタブーなのでいちいち腹を立ててはいけないが、随分に非効率なものである。 これに限らず欧州旅の至る箇所においても、日本のサービスの効率性や利便性、顧客のニーズへの対応力の高さはやはり素晴らしいと妙な里ごころに駆られた次第である。 失礼ながら、この巨大駅でこんな諺を思い出した。 「大男総身に知恵が回りかね 」 結局切符買うのに20分、一時間に一本のベルギー行きにはまた随分待たされることとなった。 これも旅なり、のんびり行こうか。
by ptaro2009q
| 2017-06-27 10:59
| Netherlands
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