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加齢のせいか猛暑のあおりか体調・気力とも今一つ、ブログ更新がなかなか出来ずで御免なさい。
尚且つ賞味期限を大きく過ぎたネタで恐縮ではあるが、夏の青春18きっぷ2回目について備忘録として書き残すことにしよう。 毎年恒例となった新宿発リゾート快速やまなし号で中央線を走る旅。 2階建て列車で、終点の小淵沢までほぼ特急なみに駅を飛ばして走る。 追加料金なしで青春きっぷだけで行けるコスパ抜群の快適旅は、青春きっぷ5回の旅の選択肢の中からは外せない。 高尾を過ぎた頃から、右に左に山や渓谷、盆地、と緑と起伏に溢れた美しい車窓風景を楽しむことが出来る。 小淵沢からはJR日本最高地点にある野辺山まで高原列車・小海線経由で足を延ばし、その後は飯盛山登山に向かう。 飯盛山頂からは、八ヶ岳、南アルプス、天気も良ければ富士山や浅間山と、360度を見廻すパノラマの世界を満喫することが出来る。多彩な高原植物も山歩きの魅力ポイントだ。 そんなことで、自然の癒しと快適な列車の組み合わせの旅、毎年2回目はこれもハンで押したように同じルートを走り歩く旅を毎年繰り返しているのである。 さてさて、新宿駅を朝9時過ぎに出発、小淵沢で乗り換え終点の野辺山駅に到着は午後1時ほど。 お盆の週で、このリゾート快速列車、行楽客だけでなく帰省客でも一杯のよう、指定席・グリーン席は予約で空きなしとのことで、自由席へ駄目もとで並んだところ、結構余裕で良い席が確保できた。もっと混雑するかと覚悟していたが、4人用ボックス席は精々多い時でも3人、殆どは斜め向かいに一人、という具合で、途中下車することもなく、終点・野辺山まで行くこととなった。 此処からは旅の第二部、山登りを含めて誰も居ない道を計4時間黙々と歩く。 野辺山駅から30分ほど歩き、国立天文台野辺山宇宙電波観測所の隣り、南牧村農村文化情報交流館でこれも毎年恒例となったカレーのランチを頂く。 そして、本日のメインエベント、飯盛山登山、ひたすら登る、ひたすら歩く。 当初は野辺山側、八ヶ岳側をちらちら臨みながらの山登り。 そして途中からは清里側を見下ろしながらお椀を伏せたような飯盛山登山(1643m)となる。 先着の数名のグループが下山し、山頂は我れひとり、360度のパノラマ風景独り占めである。 これがあるから応えられないわ~! 青く高い空、四方に並ぶ緑の山々に囲まれ俗事をしばし忘れる。 その後、清里駅まで下山、人里に着いたあとも駅目指してひたすら歩く。 小海線、一本列車を逃すと1時間から1時間半ほどは次を待たねばならぬことから、1時からずっと歩き続けだが速足を緩めるわけにも行かず、結構時間のプレッシャーを意識しながらの山下りなのである。 森の中をひたすら無心に歩く、トンでもない知らぬ土地誰にも出会わぬ土地を歩くことに専心していることに全身を覆う疲労以上に幸福を感じる次第である。 無事下り列車州発の30分前に清里駅に到着であった。 あとは鈍行列車を何度も乗り継ぎ乗り継ぎで、自宅に着いたのは夜も11時近くであった。 長距離列車の旅に欠かせないのは文庫本。 山の風景を見続け、山に登り癒された日に読んだのは、深田久弥の「日本百名山」と湊かなえの「山女日記」なり。「日本百名山」のほうはあちこち読んでいたが、八ヶ岳や南北アルプスの山について再読、思いを深めた。深田久弥の山にまつわる洞察力と文章能力には改めて感心する。
by ptaro2009q
| 2016-09-11 11:05
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