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繁忙期も佳境に入りつつあるが、今日は日曜出勤。
まあ、外からの電話もないし、Emailも限られたものであるから、却って仕事に集中できるか。 週末に頑張っておけば、平日の仕事も少々楽になる。 と強がりを言っても、折角の日曜日。 平日に溜まった「毒」を吐き出し、英気を養っておかないと、次の一週間持たないよ、という気分もある。 通勤途中ではあるが、門前仲町の日曜日恒例骨董市に寄ってみようか、という気になった。 幸い、そう早い時間から仕事をすることもないので、1時間位は好きに出来る時間がある。 日曜出勤、転んでもただでは起きぬぞ、という気分である。(笑) こちらも時間を気にして何だか気ぜわしいので、こういう日はじっくりと良いものを探すぞ、という気分にはならぬ。 骨董市は、根気良く、欲しいものをあれやこれやと探す旅なのである。 ところで、↓の古時計の絵、悪くないな。 これも骨董品となってしまった。 ビクターも業績不振で、昨年10月には経営統合で、<JVC・ケンウッド・ホールディングス>という形に変形してしまった。 オーディオ不況、iPod全盛の今、この犬君たちも斜陽ビクターの状況に首をかしげている? やはり時間のない時には、骨董市めぐりはちとキツイ。 時間を掛けてじわじわと好きなものを絞って、店主さんから薀蓄を聴き、お値段の交渉をする、こういう過程をはしょって一直線に何かを買いに走ってしまうのも、一寸もったいない気がする。 何も買わないのもツマランか、と思い、シングル版レコードの箱を漁り、買ったのがこれ。 実は、他のお店で、ピーター、ポール&マリーの「500マイル」と荒木一郎の「今夜も踊ろう」の2枚を見つけて是非買おう、と思っていたのだが、店主のオッサンがどこかへ行ってなかなか戻ってこないので、仕方なく諦めたのであった。 ご記憶の方もいらっしゃるだろうか。 好きとか嫌い、とかいう次元を超えて、強いインパクトの出足の記憶に、思わずこの一枚に決めてしまった。 このレコード、お値段は格安。 どうも、このような骨董市での値付けは、市場価格への考慮もなくはないが、店主さんが幾らで売りたいかが重要である。言い換えれば、もっと高く売れるものでも店主さんに思い入れが強いモノでなければ、意外と安くアッサリと手放してしまうことも結構あるようだ。 ちゃんとした中古レコード屋では有り得ないような価格で古いレコードを入手することが出来るのも、この骨董市の魅力ではないか。
by ptaro2009q
| 2009-06-14 23:35
| Tokyo Walking
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