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23日・日曜日、紅葉を観にまた高尾山に出掛けた。
2週間前にも陣馬山から7時間の縦走の最後に訪れたばかりであったが、今回は混雑覚悟の紅葉見物が目的。 いや、それにしても大混雑である。 新宿8時半発の京王線高尾山口行き準特急に乗り込むが、車内は平日ラッシュアワーさながらの混雑である。 約50分で高尾山口到着、山登りの点で此処高尾山はアクセスが良くてお手軽だ。 このアクセスの良さに加えて、「世界遺産」、「紅葉ピーク」、「三連休中日」、「明日は天気下り坂」、と本日は、混雑の要素オールスター勢揃い!といった風情である。 ミシェランの観光ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」でも高尾山は観光地として3ツ星評価を受けたそうである。(妙な格付け、最近は信用出来ぬこと、金融市場の混乱でも証明されてしまったが....。) ご覧の通り、高尾山中腹に向かうケーブルカー、リフトには券を求める人、人、人の大行列。 それぞれ1時間待ちとのことで、早速これらは諦め、徒歩での登頂を目指す。 ちなみに、ケーブル駅や高尾山口駅等でのご婦人のトイレ待ちも30分以上、下手すると1時間近くの待ちなのではないか、とも思われるほどの長蛇の列が見られた。 紅葉見物も命がけである(笑)。 紅葉は下の写真に見られるように、少々色褪せ気味で鮮やかな紅とは言い難い。 昨年の高尾紅葉訪問時(12月1日)にはもっと真っ赤であったが、今年は冷え込みで紅葉もピークが早かったのか? それとも、昨年最初に見事な紅葉を見たときの印象が鮮明すぎて、実態以上に紅かったと思っていただけか? 2度目になると、もう味が分かっている分だけ受ける印象が弱くなる、ということもあるが。 ラッシュアワーの新宿駅か、さもなくば原宿の竹下通りのような大雑踏を逃れ、いつものようにスイスイと登れるかと思いきや、此処も老若男女の大行列で人が絶えることなくアリの大群のような行列が細い山道延々と続いているようだ。 「行列のできるお店」、ならぬ、「行列ができる山」である。 背広・革靴姿のオジサンも混じっている。 此処にもご多分に漏れず中国人グループが散見される。 単なる山登りだと少々不思議ではあるが、「世界遺産巡り」と考えると妙に合点する。 山頂近くになると、あちこちの木々の隙間から富士の雄姿が見られた。 こんなところから富士が見えるのか、という意外性。 人々の歓喜の声が聞こえる。 これまで何度かの登頂時には、良くて山頂からかろうじて、という程度であったが、本日快晴でこれほど綺麗に、バランス良い富士が山間に鎮座される姿を見られたのは幸運であった。 (実際には写真の映り以上に、近くしっかりと眼に映っていた。) 手を合わせて富士に拝んでいるオジサンが居たが、まことに有難きことである。 いやいや、此処もまたラッシュアワーの新宿駅である。 見事な富士に人々の視線が集中する。 余りの混雑振りに辟易、山頂には2,3分程度の滞在に留め、すぐに陣馬山への縦走路に向かう。 少しは人が少なくなるか、という期待を抱いて...。 これでもか、という紅色であった。 少々わざとらしい、人工的な紅、にさえ見える。 何度かこの時期の高尾山に来て思うのだが、見事な紅葉は、ケーブル駅周辺、ケーブル・リフト路、そして山頂付近に集中しており、その他の場所では必ずしも驚くような紅葉は見られないのである。 見事な紅葉ばかりだと、眼も頭もオカシクなるかしらん、少々の紅だから美しく貴重なのかもしれないが。 人が集まるところに紅葉が集中しているのは、京王電鉄の策略なのであろうか。 紅葉が集中している、のではなく、ひょっとして、紅葉を集中させている、のではなかろうか??? 同社がパンフレットや車内吊りポスターなどで宣伝している「赤高尾」というのは、人を呼ぶために戦略的に配置されている紅葉樹に支えられているのではないか、とふと邪推してみたりして。 喧騒の日常感、から逃れ、やっと静寂・瞑想の山登りが出来るか?
by ptaro2009q
| 2008-11-24 11:06
| Mountain
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