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「オランダと言えば自転車」であるが、聞きしに勝る自転車大国であることをアムステルダム到着後改めて実感する。
人口80数万人の首都アムステルダムでは人間の数より自転車の数の方が多いようだ。 第二次世界大戦以前のオランダでの移動手段は自転車であったが、1960年代あたりからはご多分に漏れず世界的な自動車の急速な普及により様相は一変。 道路も自動車で溢れるようになったものの、交通事故による死傷者の増大、特に子供の事故が多く、安全なサイクリング環境を求める社会活動が起こるに至った。 1973年の石油危機により更に自動車の信頼性やエネルギーの持続性に疑問が持たれ、オランダ政府は自転車用のインフラ整備に本腰を入れるようになり、道路建設については自転車を優先する独自の道を歩むことになり現在に至っている。 トイレットペーパー騒動が起きた日本と比べると問題意識や取り組みの速さが違うわなあ~。 随分早くからオランダがこうした政策を取っていたことを知り感心した! 確かにどの道路(とくに幹線道路)にも自動車専用レーン、それもかなりの幅広なレーンが設けられており、逆に自動車のためのスペースは限られているケースが多くスピードも余り出せない、極めて実用的で快適な自転車ライフが満喫できそうだ。 通勤通学も自転車利用率が極めて高いようだ、満員電車のストレスや疲労感などオランダには縁薄いものに見えた。 街中に自転車が溢れ、何かと興味深い。 到着後の翌朝は早起きをしてまだ人通りの少ない大通りを中心に2時間ほど街歩きをしたが、自転車に注目することにした。 人が少ない分だけ、街の素顔が見えて早朝の街歩きは楽しいが、アムステルダム市民はどんな自転車に乗っているのか。 駐輪中の自転車を中心にパチリパチリと撮影してみた。 街をかたどる運河に掛かる多くの橋には必ず自転車の姿がある。 時には絵になる詩的な風景ともなる。 かなり乱雑に多数の自転車が放置されている箇所も少なくはなく、これは日本とも変わらないか。 自転車の乗り方もなかなか多彩である。(笑) なかなか楽しい。 自転車の大群が来るとかなりの迫力であるが、やはり排気ガスがない分だけこの景色は爽やかである。 (高価なので街中には放置しないのであろうが)恰好の良いロード用の自転車やMTBを見かけることはむしろ稀れであった。 時に2mを越える身長の方も多い体格の良いオランダ人を支えるべく、フレームやハンドルはかなりがっしりとしたものが多いのは流石である。 まだまだ相当数を撮影したのでもう少し掲載したいところだが、今回はこれ位にしておこう。 観光客を対象としたレンタル自転車も随所で見かけた。 値段も実にお手頃(6時間3ユーロ、24時間15ユーロ、など)、アムステルダム滞在が24時間にも満たなかったので利用しなかったが、いずれまたこの都市を訪れることがあれば是非利用してみたいものである。 #
by ptaro2009q
| 2017-06-13 09:44
| Netherlands
アムステルダム中央駅を降りてからは、まず宿へ辿り着かなければならない。
この2週間の旅では、行くところ行くところ宿を探すのに毎回大変な骨折りを強いられ苦労した。 ホテルは初日分だけは出発前に予約をしておいた。 地図で見る限りは一定の目的地を目印にして、まずはその目印となる某広場を目指したのだが、街は必ずしも分かりやすい碁盤の目状になっているわけではなく、むしろあちこちに広場があり、その広場から放射線状に道が何本も出ているヨーロッパの典型的な道路事情。 進むべき方角を誤るとかなりとんでもないところへ行ってしまう不安と闘いながら前へ進む。 日本のように随所に住所表示があるわけでもなく、あっても基本は現地オランダ語表示なのでサッパリ分からない。 そもそも日本でガイド本を見てイメージしていた街の様子は実際に自分の足で歩いて随分違うものだと感じるものだが、このアムステルダムも例外ではなかった。 路面電車と自転車が席巻している道路事情にも若干戸惑う、特に自転車が危ない。 最初の20分くらいは手掛かりを探し少なくともある程度正しい方向に進もうと無我夢中であったが、段々不安が増し、また背負いこんだ大型のリュックが次第に肩に食い込み重みを増し、不安に拍車をかける。 路面電車の停車場近く、運河の橋の欄干にもたれてソフトクリームを食べていた若い女性にホテルの住所を見せると、iPhoneでMap機能を出して検索してくれ、行くべき方向とおよその所要時間を教えて貰った。 期待以上にフレンドリーかつ親切なのに少々驚いたが有難かった。 なるほど、iPhoneを見ている人に聞くのが一手であることを学習した。 道を聞かれたらiPhoneで調べる、というのが今や世界標準となっているのか。 (ちなみに、自分もiPhone保持者であるが、Mobile Wifiを保有しておらず、それゆえ自分では通常街中ではMap機能は使えないものだと認識していた。これがないと街歩きはかなり効率が悪い。旅の最終段階でMobile WifiがなくてもこのMap機能が使えることを知ったのだが、知るのが遅かった。。。。) 路面電車が走る道路に沿って進むが良いらしい。 尤も路面電車の路線も結構あちこちで分岐しており、どれがベストなのかは見極めが難しかった。 古い街並みの中に時に運河が現れ、眼を和ませてくれた。 暫く進んで、ビルの入口でやはりiPhoneにかじりついている若いお兄さんに道を聞く。 このお兄さんはiPhoneで調べることはなく、だいだいあの辺! と行き先を示してくれたが何となく自信なさげなところが気になる。 時は夕刻6時前だが、何せ11時間のフライト、2時間の空港での手続き、中央駅からも小一時間ほどは歩いているので疲労増し、精神的にはかなり焦燥感が高まっていた。 時に小雨も降り、いや~これは厳しい状況だ。 救いは日没時間が夜10時半近くと聞いていたこと。 暗くなってのホテル探しはこの状況ではほぼ無理だろうから、その点でまだ時間が十分あることは救いであった。(最悪は野宿ということもあるか。。。。) ビルから出てきて自転車に乗りかけている中年男性に思い切って尋ねたところ、彼は住所を見て「俺について来い!」というと30mほど一緒に歩いてくれ、あの運河の先にある一連のビルのどれかであろうと教えてくれた。 親切に頭が下がった。 彼を含めて、英語は全く問題なく通じ、言っていることも全て理解できた。 オランダでは英語で大丈夫という安心感抱く。 人もこれまでは皆親切。 この中年男性の教えてくれた一帯を運河沿いに歩いていると、向こう側からやはりホテル探しをして歩いている恐らく米国人青年に遭遇、大分疲れた様子で「xxホテルを知らないか?」、と尋ねられる。 自分も同じ境遇で全く同じ質問をしようとした、と答えるとお互い大爆笑。 Good Luck ! と言い合い別れた。 自分が探しているホテルは幸いすぐに見つかり、兎にも角にも大きく安堵。 最初の苦行にやっと終止符が打たれた。 アムステルダム中央駅を出て1時間ちょっとくらいだろうが、随分長い時間に思えた。 運河沿いの外観は下の写真の通りまあまあ奇麗なホテルではあるが、1万円ほどの安宿なので部屋はほぼ寝るだけのものであった。 まあこんなものか、文句はないわ。 今回の旅では宿泊費は出来るだけ1万円程度に抑える貧乏旅。 眠りが保証され水回りがある程度清潔であれば良し、日本のビジネスホテル並みのコストパフォーマンスは期待しないことにした。 #
by ptaro2009q
| 2017-06-11 23:12
| Netherlands
オランダ上陸は初めて。
到着前、機内から見えるオランダの景色は起伏のない一面の緑の大地、綺麗に整地され家屋疎ら、実に端正な光景が続く。 元来干拓で出来た土地も多いのだろうが、これほど上空から見て「整った自然」を持つ国を見たことがない。 街並みの美しさに相通じるであろう大地の美しさに、これからの旅への期待感高まる。 スキポール空港到着。 入国手続きに何と2時間以上かかる。 列がなかなか進まない。 後進国並みに効率の悪い手続き、長旅の疲れも相俟って最初のオランダの印象は芳しくなかったものの、通関後の空港の施設の良さには感心。 広い空間、色彩豊か、美しい現代的デザインに溢れ、旅の愉しさを刺激する空気。 やっと旅が始まる嬉しさ湧く。 空港駅にてアムステルダム中央駅までの切符を窓口で求め、電車に飛び乗る。 こちらは日本のように自動販売機が主流ではなさそうで、切符一枚買うにも随分時間が掛かる。 一回乗り換えて計30分ほどでアムステルダム中央駅に到着。 憧れの駅、あの東京駅のレンガ駅舎のモデルとなった駅とも言われている。 駅を出て至近距離から振り返って駅舎を見た第一印象は、「東京駅とは意外と似ていない」ということ。 レンガの感触や色も異なるだけでなく、構造的にも想像していた形よりは横幅がなく聊か拍子抜けした。 東京駅の方が横幅がある分だけ、ずっと恰幅が良く座りが良い。 小雨降り出し駅前広場も雑然として電線も不規則的に多いことから景観がスッキリしていなかったが、このことも印象を曇らせる要因になっていたこと否めない。 #
by ptaro2009q
| 2017-06-08 10:33
| Netherlands
春先から身内に重大な心配事があり暫く静かにしていたが、状況やや改善し、以前から計画していた欧州旅に思い切って出ることにした。
NHK BSで放送していた関口知宏クンの旅番組「欧州鉄道旅シリーズ」が好きで欠かさず見ていたが、自分も真似事をやってみたいと5月中旬から2週間の旅に出た。 欧州は4年前の英国2週間旅の後、久しぶりであり、ひとり旅となると初めてのことである。 先頃帰国したが、戻ってからの時差ボケが酷い。 いまだ昼と夜が逆転したような生活が続いており、なかなかブログにまで手が及ぶ状態ではなかったのだが、そろそろ少し長めの連載を始めてみたい。 ぎりぎりまではキャンセルしようかとも思案した末の旅だったもので、準備不足は否めない。 何処を訪れ何を見ようかの調査や計画立案も周到ではなかった。 日程や宿泊予約などは概ね行き当たりばったりで現地で気の向くままに決めることにした。 飛行機は3月中にKLM便オランダ・アムステルダム往復を確保していたので、アムステルダムから入って南下、南部オランダの小都市、ベルギー・ブリュッセル経由でパリに数日、その後スペイン・バルセロナに飛んで数日滞在、というような大まかな流れで行く。 バルセロナは、ちょうど旅の直前に娘がバレエのオーディションを受けに行き、(いつもは旅にはさほど関心を示さないのに)珍しくも良い街だと推薦してくれたので、急遽予定に組み入れた次第。 さてどうなるか。 大きくは、こんなところが旅の主目的か。 ‐ 欧州鉄道に乗り、のんびりと車窓風景を楽しむ ‐ オランダのダッチデザインの現代建築 ‐ 幾つかの美術館を訪れ、絵画三昧 (ゴッホ、フェルメールの美術館、パリはルーブル、オルセー美術館。バルセロナはガウディ建築) ‐ パリおよびバルセロナは、それぞれ5日間 住むように過ごす、徹底的に街歩き KLM便約11時間のフライト。 機内には我れと同じく、退職後のオジサンひとり旅風の方も散見された。 最初に訪れたのがオランダのアムステルダム。 運河が多く美しい水の都。 自転車が街を駆け巡り、バイタリティ感じさせられる。街並みも実に整然。 2週間の旅が始まる高揚感抱く。 詳報は次回に。 (続く) #
by ptaro2009q
| 2017-06-07 10:12
| Netherlands
「上を向いて歩こう 涙がこぼれないように~」という唄があるが、我が旅・街歩きでは「下を向いて歩こう~♬」をモットーに徘徊しておる。
今は亡き作家・赤瀬川原平氏が1980年代後半に創設した「路上観察学会」に興味抱き、俗にいうトマソン現象や看板などを発見し考察する行為、自分でもやってみたいと思い、真似事を始めておった。 路上観察の対象は、エントツ、貼り紙、電線、階段、いや範囲は相当広いのだが、なかんずくマンホールの蓋はツボとなり、日本各地を旅するたびに良い図柄求め写真に収めるようになった。自ずと折角の旅でも下を向いていること多し。 多数コレクションが増えてくると、其其の地方の風土や特産品など特徴が見えてきて楽しいものだ。 マンホール探しは旅の楽しみ、スパイスとなる。
今回の木曽・信濃の旅で撮ったマンホールの蓋の一部を此処でご紹介。 「木曽福島」 中仙道の関所らしい昔風情の画面が良い。 「南木曽町」 妻籠宿へ向かう途中で見つけた。桜をあしらったデザインか。 「松本」 当地の民芸品・てまりをカラーで。 「長野」 これもカラー版で、桜の周りに真っ赤なリンゴ。 「小布施」 こちらは土地ゆかりの葛飾北斎、お馴染みの浪。 「上田」 こちらも桜か? 色が濃いので八重桜? 「東御市・海野宿」 宿場町カラー版。 こんな具合で、マンホールの蓋コレクション、なかなか楽しい。収集癖は網羅癖を呼び、更に魅力的な蓋に出会うべく旅に出たくなる。 撮影に夢中となって車にクラクション鳴らされたこと何度かあり、注意注意。 #
by ptaro2009q
| 2017-05-10 11:22
| Man hole
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