多分駄文のオジサン旅日記:MLB
2015-11-03T08:39:51+09:00
ptaro2009q
ぶらり世界のまち歩き...
Excite Blog
Royals won championship
http://ptaro2009q.exblog.jp/24890765/
2015-11-03T08:32:00+09:00
2015-11-03T08:39:51+09:00
2015-11-03T08:32:04+09:00
ptaro2009q
MLB
毎朝起きてすぐにチェックする情報はアメリカの経済指標とMLBのスコア・データである。(笑)
昨日は休暇を取って自宅でワールドシリーズ第5戦を観戦していた。
当日の球場であったNew YorkのCiti Fieldは2度見に行ったことがある。
松井秀喜のYankees一年目で、新庄が在籍するMetsとのSub Way Seriesを連日見に行ったのだ。
マツイがホームランを打ち場内が大興奮となったのを覚えている。
さて、WS第5戦はメッツが終始リードし優勢であったが、ロイヤルズが9回に2点を取って同点と追い付き、延長12回には何と大量5点を取って4勝、世界一の栄冠に輝いた。
相撲でいえば土俵際でのうっちゃりでの勝利、見ている者にとっては実にドラマチックで面白いゲームであった。
9回の先頭打者の盗塁や3塁走者のホーム突入、かなり博打と紙一重なプレイではあったが、これも終わってみればアグレッシブに得点を追求するロイヤルズの象徴的なプレイであったか。
全体に勝利への貪欲さという点でシリーズ終始ロイヤルズはメッツを上回っていたように思えた。
自分もロイヤルズを応援していたので、何ともハッピーエンドで今年のMLBを見納めた思いである。
会社での自分の上司は、自分より年が⒛歳以上も若いシドニーオフィス駐在の米国人のR君。
彼はご両親は我が社の本社に近いワシントンDC在住であるが、祖父母はカンザスシティ在住とのことで、当然熱狂的なロイヤルズファンである。
昨年ロイヤルズが29年ぶりにワールドシリーズに進出した時には超・大興奮の日々であった。
彼とは業務上毎日Emailや電話で連絡を取り合っているが、このところ仕事の話が一通り終わると、野球の話題に変ることが多い。
ロイヤルズがア・リーグ中地区を制覇しポストシリーズに進出した時には、打線が下降気味で先の展開を懸念しておった。
それでも何とか勝ち上がるうちに打線の繋がりも向上し、終盤の逆転やビッグイニングを作り出すことが多くなり波に乗って来たようで彼の期待の度合いも高くなっていた。
昨年ワールドシリーズ最終戦で惜しくも敗れ、その後有力プレイヤー(青木も含む)がチームを出たことから今年はまた低迷シーズンとなるかとも思われたが、見事に勢いを維持した。
R君によると、2年連続ロイヤルズがワールドシリーズに出場したことを予想した人間はこの世に殆どいなかったことであろう、もし賭けていたら億万長者になったことだろう、と。
一時は年間100敗を越える負け続けのシーズンが続いていたチームにこれほどの快挙を期待する人が居なかったのは至極当然。
いや、今年ワールドシリーズに出場どころか、勝ってしまうとはお見逸れいたしました~。
大都会の金満チームにあるようにお金で有力選手を掻き集めるのではなく、若手を育成し此処までの成果を出した田舎チーム、ロイヤルズに大きな拍手を送りたい。
投手力堅実で若手が中核のチーム、来年もチャンピオンとなることに賭ける人が結構出てくるかなあ~。
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マツイ、西海岸へ
http://ptaro2009q.exblog.jp/13243803/
2009-12-15T23:51:00+09:00
2009-12-16T00:00:04+09:00
2009-12-15T23:39:40+09:00
ptaro2009q
MLB
彼女はニューヨークでの勤務が長く、熱狂的ヤンキースファンで、時々仕事中にもヤンキースの話題を綴ったメールがそっと来るのだが、今日のは驚いた。
彼女のメールには文章はなく、"松井秀喜、エンゼルスと1年契約合意"、という見出しのNew York Timesの速報記事が貼られていた。
実は、自分は大の松井ファンを自称するものであるが、松井についてはヤンキース残留はなく、ボストンかこのエンゼルスあたりに行って欲しい、と以前から思っていた。
最近キリンビバレッジの缶コーヒー、FireのCMや街の広告看板で松井が赤いヘルメットを被ってCMに登場しているのを見て、移籍について何だか示唆的だな、と思っていた次第。
エンゼルス、ご存知の通り、ユニフォーム、ヘルメットは赤がチームカラーとなっているのである。
これまで巨人の黒、ヤンキースの濃紺で、赤のイメージは全くなかった松井だが、このCMで赤ヘルを被ることは何か本人の近い将来に対する強い意思が働いるのでは、と勘繰っておったが、何だかこれが正夢となったようである。(笑)
大リーグの移籍はFAなどの移籍有力候補選手のうち超大物から移籍先が決まると、次はその超大物が抜けたチームが次の大物を引き抜いていく、というように、トコロテン式に、或いは、15パズルの穴埋め式に有力選手が次々に決まって行く構図がある。
エンゼルスの場合は、DHのゲレロの動向が定まっていないので、まだ時間が掛かるか、と見ていたが、随分短期で決まってしまったことには驚いた。
1年契約で年棒も今季の半分、と条件面では必ずしも良くはないが、守備機会を与えること、望まれた移籍であることが決め手となったのであろう。
本日はサイヤング受賞のハラディ、クリフ・リーやラッキーの移籍が決まり、米国のメディアの注目はそっちの方向へ行ってしまったらしく、松井の移籍についてはエンゼルス、Consolation Prize (残念賞?)、と扱いは地味だったような気がした。騒いでいるのは我が日本だけか。
まあ、Twitter, 松井秀喜、ではなく、Hideki Matsuiで検索すると、結構 ”マツイが居なくなるのは残念、寂しい”、という現地NYのヤンキースファンのツブヤキが多いようであったが。
さて、エンゼルスが本拠とするアナハイムは個人的にも思い入れのある土地である。
某外資系銀行に勤務していた頃、2週間の強制休暇を取る必要があり、毎年夏休みは米国へドライブ旅行に出掛けていたが、その初日はいつもこのアナハイムや、その近郊のニューポート・ビーチという海岸沿いの町にてリラックスするののを常としていたのであった。
そこからディズニーランドやゴルフパラダイスと呼ばれる砂漠地、パームスプリングスなどに出向くことが楽しみであった。
野球も同じア・リーグ西地区のイチローの試合を見に、エンゼルスのスタジアムへ連日足を延ばしたこともある。
温暖で文字通りいつもカリフォルニアの青い空が見える、何とも天国のような土地であり忘れ難い。
日本の旅行会社もディズニーとMLBをパッケージにしたツアーで西海岸旅を煽ることであろうな。
いや、来年は是非時間を作ってアナハイムに行きたいものである。
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祝・ イチロー9年連続200安打 !
http://ptaro2009q.exblog.jp/12346052/
2009-09-15T00:05:00+09:00
2009-09-15T00:11:52+09:00
2009-09-14T23:26:51+09:00
ptaro2009q
MLB
最後は少々苦労したようだが、前人未到の大記録を打ち立てた。
年間大リーグのプレイヤーでも数えるほどしか出ない200安打を9年連続で達成、巷間言われているように、とんでもない記録を達成した裏には小さな努力を徹底的に積み上げた強い意志があった。
同じルーチンを同じ順番で繰り返して行く、という強いこだわり。
いつぞやTV番組で見たが、自宅に居る日は毎日奥様お手製のカレーを必ず食べる、というから野球以外でもこうしたお約束の行動パターンを幾つも持っているのであろう。
もうお見事というしかない。
野球人、という枠を越え、哲学者のような存在でさえある。
小さい体で大男達の大リーガーを凌駕する活躍を見せているイチローに日本人の誇りを感じ、憧れを抱き、自分の姿をイチローに重ねようとする者も多いことと想像する。
多くの日本人が海を渡って大リーグに挑戦しているが、イチローほど長きに渡り第一線に居る者はいない。
強靭な肉体なのだろうが、強い精神のコロモがあってからこそ、こうした素晴らしい一貫性が実現されている。
イチローが活躍するマリナーズの本拠地・シアトルは個人的にも馴染みのある都市で、イチロー渡米前にも何度か行っていた。
今の自宅は注文で輸入住宅を建てたのだが、住宅業者が建材を輸入していたのがシアトルの商社。また、その業者のお招きでシアトルの業者専門の家具卸売展示場などを案内頂く「家具購入ツアー」に参加したのがシアトルへの最初の訪問。
1997年のことであった。
その後もアメリカの都市にしては何だか懐かしい、穏やかな感じが好きで夫婦で2度ほど立ち寄っていた。
まだ日本にスタバが席巻する前のことである。
イチローの一年目、2001年の4月半ばに休暇をとって一人でシアトルに行った。
イチローのデビュー直後のタイミングである。
株のデイトレードというのが世の中に出始めた頃に、当時既にその道の大家となっておられた馬渕一(まぶち・はじめ)さんという方を頼って彼が当地でやっていたオフィスにお伺いするのが主目的だった。
また、嘗ての同僚のアメリカ人が近郊のRedmondという町でファンドマネジャーとして会社を立ち上げたのでそちらに寄ってみようという楽しみもあった。
彼のオフィスにお邪魔したい、というメールの返事にそのアメリカ人、「今、シアトルはイチローの話題で大騒ぎ、大センセーションとなっているよ」というような内容が返って来たことを今でも鮮明に覚えている。
シアトル滞在中にベルヴューという近郊の町の大ショッピングモールの中にあるマリナーズ公認ショップでセーフコ・フィールドの切符を買い、初めて大リーグのゲームを観戦した。
第一打席にイチローが2遊間をラインドライブで抜く鋭いセンター前ヒットを打ったことを覚えている。
また、外野守備の時には外野手同士でキャッチボールをして肩を温めているのだが、余り肩が強い感じがせず、少々大丈夫かなと心配しながら見ていたことも覚えている。
(その後、レーザービーム肩、と呼ばれるとは全く予期しなかった。)
それにしても、あれから9年か。
このような大記録が樹立され、今や現役ながら伝説的存在とさえ言えるプレイヤーに昇華するとは、想像しなかったなあ。
と同時に、何だかシアトルへの懐古の感が湧いてきたのであった。
我がイチローグッズ・コレクションの一端をご紹介。(笑)
Tシャツ、ボール、首振りの人形など。
一時、野球カードなども随分集めていた。
イチローのカードも結構ある。
集め始めると底なしなので、途中で止めてしまったが、またその気になるかもしれない。
ということで、本日は新たな歴史を作ったイチローの偉業に敬意を表したい。
ところで、野暮な形で横道に反れるのであるが、実はマツイの今日の1HR, 5打点もイチローの偉業同様、或いは、それ以上に嬉しかったりして...。
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2009 Subway Series @New York
http://ptaro2009q.exblog.jp/11740350/
2009-06-13T18:14:00+09:00
2009-06-13T21:45:45+09:00
2009-06-13T11:28:21+09:00
ptaro2009q
MLB
昨日金曜日は夜遅くまで働く部下をさしおいて、7時過ぎで会社を退けた。
まあ週末も会社には出ていく予定なので、許してもらおう。(笑)
久しぶりゆっくりの土曜日朝は8時から大リーグ中継。
楽しみにしていたメッツvsヤンキースのサブウェーシリーズだ。
今年は5月のインターリーグ開幕戦ではヤンキースはメッツではなく、昨年のワールドチャンピオンであったフィリーズが相手であって、メッツとの対戦は今年初めてとなる。
いずれも新球場でシーズンを迎え、NYのファンも対戦が待ち遠しかったのではないか、と察する。
NYの街中の野球ファンが2分するワクワク感、2003年に一度体感したことがある(その時の写真集はこちら)が、新球場でまたその興奮を得たいものである。
今年は4月に出張でNY+ワシントンに行くことになっていたのだが、直前になって経済不況により渡航差し止めの決定がマネジメントから出て、NY行きは切符を買う間際に取り止めとなってしまった。
まあ、尤もその後すぐにSwine Fluが流行し、また、出張予定だった週も実際国内で相当色々なことが起き、結果的には「出張しなくて良かった」、という状況でもあった。
今年は秋に(野球がまだシーズン中のうちに)、NY出張実現できればと思っている。(笑)
下、セントラルパークの美しい緑。 次、2003年のメッツ、シェィスタジアムでのサブウェーシリーズ第三戦を観戦。
この日曜日の試合は何と夜8時から始まり、尚且つ延長戦に突入。
時間は12時を廻っても続いておりなかなか決着つかず、泣く泣く途中地下鉄に乗ってミッドタウン、レキシントン通りのホテルへ引き返した。
そのゲーム、ちなみに松井のMLB一年目、彼がホームランを打った試合であった。
毎朝、毎昼、大リーグ情報は必ず幾つかのサイトでチェックをする熱狂的MLBファンを自称するのであるが、今年は何だか今ひとつ盛り上がらない。
春のWBCあたりで、アジアの緻密な野球を見て、アメリカや中南米の野球が如何に大味で力任せなものか、守備力も穴が多く、負の面がイヤでも目につき、大リーグのクオリティが色褪せて見えてきた。
また、数的には溢れるほど増えてきた日本人選手も全般に活躍度はいまひとつで、思い入れがスカッと報いられないもどかしさがある。
その中では、WBCの後遺症で当初DLに入っていたイチローのこのところの活躍は凄いと言わざるを得ない。鉄人と思われていた松井のこの3年間のケガによる不振の姿を見ると、8年連続200本安打のイチローの日々の精進が如何に偉業であるかが思い知らされる。
ところで、今日のサブウェーシリーズ、終盤に劣勢ヤンキース、35歳誕生日・わが松井の逆転3ラン、8回同点2死無走者の局面からリリーフに出たリリーフエース・リベラが打たれてメッツ勝ち越し、9回裏はメッツ奪三振王のKロッドに2死を取られ、最後のAロッドのポップフライで試合終了メッツ勝利、という局面で、ゴールデングラブ3回受賞の名2塁手カスティーヨのまさかの落球で、2走者還りヤンキース9-8でのサヨナラ勝ち、という意外性、どんでん返しの繰り返し、劇的な幕切れとなった。
まさに野球は何が起こるかわからない、を地で行くゲーム。
今日のブロンクスでのこの試合、役者が本領発揮したり、また、裏切ったり、ブロードウェーのどのミュージカルよりも、筋書きのない面白いドラマだったのではなかろうか。
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MLB Opening Games in Tokyo
http://ptaro2009q.exblog.jp/8545840/
2008-03-29T10:14:00+09:00
2008-03-29T10:24:19+09:00
2008-03-29T08:57:45+09:00
ptaro2009q
MLB
その中で、思わぬ僥倖あり。
すぐにアップ出来なかったので、ネタの鮮度は落ちてしまったお話だが、MLB開幕第二戦を見に行くこととなったのだ。
水曜日から来日したボストン拠点のIT担当部長、全世界の拠点のIT関係全てを仕切る随分偉いお立場の方だが、Boston vs Oaklandの切符を二枚持っているから一緒にどうだ、とお誘いを受けた。
聞くと、ボストン在住で当然のことながら熱狂的RedSoxファンとのこと。
こちらも偶々珍しくその日だけは仕事が一息区切りついていたので、二つ返事でOk、全てを忘れて5時半にはオフィスを後に東京ドームへまっしぐら。
このIT部長さん、宿泊しているニューオータニに一旦戻って着替えを済ませて会社で落ち合ったのだが、何とRedSoxのBのマークが大きく印されたスウェットシャツを着ているではないか。
スーツ姿の時には窺い知れぬ素顔が見えて微笑ましいが、何ともお茶目なオジサンである。
(こりゃ、縦じまユニフォーム着て甲子園に駆けつける虎ファンと同じやなぁ、笑)
もしやして、彼の来日の目的は仕事ではなくて、この野球観戦にあったのではないか、とからかってやった次第である。
座ったシートは何と18,000円のS席であった。
周囲は、従業員用、および、接待用、として、どうも企業が買い占めているようだが、ボストンの大銀行がこの開幕戦のスポンサーとなっている関係でかなり多数の席をキープしておった。
多くのエリート風アメリカ人とその家族、更に従業員らが観戦に来ている。
会社のロゴが入ったRedSoxのキャップをかぶっている輩もいる。
実はこの銀行、何と何と、自分が現在の会社に入る前に勤務していた会社だったのである(爆)。
幸か不幸か、顔見知りは見当たらなかったが、妙な気分をゲーム中もずっと体感したものだった。
隣りのシートにも同社の女性が座っており話しかけてみたところ、共通の話題で少々盛り上がってしまった。
いやもう、<It's a small world.> を地で行く世界となった。
彼女は、同じ座席ブロックにいることで我々を自分達の会社のお客さんだと当初信じ込んでいたらしい。
そんなことで周囲はアメリカ人の割合がかなり高く、また流石にMLBの公式試合、場内アナウンスメントも英語が先で、日本語は少なく、気分はまるごとアメリカン!
さながら、米国に旅してスタジアムで観戦したような気分となった。
何とも突如の思わぬ機会に恵まれ、いいシートで観戦でき、このIT部長さんには感謝感謝。
ゲームの方は、Oaklandの先発、エースピッチャーのハーデンの豪速球に強力Boston打線は湿りっぱなし。陽気なIT部長さん、ビール(800円)を3杯飲んだものの、冴えないゲーム展開に次第に静かになって行く。
試合は5-1でOaklandの勝ち。
場内の8割から9割はBostonファンであると見たが、唯一盛り上がったのは主砲のマニー・ラミレスに一発が出たときのみ。不完全燃焼気味のファンが人波ウェーブを行い、2,3周そのウェーブが東京ドームをヤケクソ気味に駆け巡った。
どうもこの開幕戦、松坂が投げ、岡島が勝利投手になった第一戦で何となくあとは消化試合、みたいな空気流れていたな。
試合終了は10時。
いやー、ゲームは楽しかったが、5時間近くずっと英語しゃべりっぱなしで疲れたなあ~。
IT部長さんには、自分の知っている野球の薀蓄を随分吐き出したが、どの程度理解してもらったものやら。
写真上の外人さん達がこの辺では珍しい熱狂的Oaklandファンで、周囲からは浮いていた。
当日は、彼らの日であり、Bostonファンの日ではなかったようだ。
MLBファンとしては、兎に角大変に嬉しく、楽しい夜であった。
(以下、おまけ)
[S席の客にのみ配布されるタオルの記念品。両チームのチームカラーがフィーチャーされている。またひとつMLBコレクションが増えた。]
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Boston
http://ptaro2009q.exblog.jp/7305354/
2007-10-31T23:56:00+09:00
2007-11-01T00:01:49+09:00
2007-10-31T23:20:31+09:00
ptaro2009q
MLB
ワールドシリーズ前のア・リーグ優勝決定戦で1勝3敗の劣勢から3勝3敗と追い付き、最終戦に、インディアンズに勝ったことで勢いがついた。
更にワールドシリーズ第1戦をしっかり取ったことで4連勝もありか、と思ったら、その通りになった。
(まあ、後からだと、何でも言えるのではあるが....。)
コロラド・ロッキーズもナ・リーグ終盤の追い上げ、そして、プレイオフ7連勝は驚異的。
しかし、勢いはそう長く続くものでもないか、とも思われた。
皮肉なことに、7連勝で早く終わりすぎて、ワールドシリーズまでの8日間の空白はモメンタム維持のためには長過ぎるものだった。
ボストンとのゲームではコロラドの勢いは失せ、実力差が大きいように見えた。
米・写真サイトFlickrでBostonを検索中、お気に入りの野球写真を見つけたので、ご紹介。
Dice-Kが5回まで何とか投げたALCSの最終戦だ。
何やかんや言われても、彼の運の強さは凄いものだ。
下の写真集では、Dice-Kではなく、クローザーにスポットライトが集中しているようだ。
http://www.flickr.com/photos/newhobby/sets/72157602609565509/
ボストンの銀行(もちろん在日拠点だが)に数年勤務し、ボストンにも何度か足を運んだことがあることから、ボストンについて、引き続き書いて行こうかと思っている。
今年はあまりMLB記事書かなかったので、MLBについても少し書きたいなあ~。
[200数十を誇る我がキャップ・コレクション(アホらし)より、ボストンの帽子のごく一部を撮影。]
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Subway Series @New York
http://ptaro2009q.exblog.jp/6123742/
2007-05-19T13:25:00+09:00
2007-12-31T22:48:34+09:00
2007-05-19T09:18:29+09:00
ptaro2009q
MLB
メジャーリーグのサブウェーシリーズが開幕する5月中旬の金曜日、日本時間では即ち本日午前の時間帯であった。
キーワードは、「ざわめき」、といったところか(笑)。
ニューヨークを本拠地とするヤンキースとメッツがリーグ交流戦として合計6試合を行うのだが、この時には、大袈裟に言えば、ニューヨークを二分する何ともざわめいた空気が世界最大の都市を支配する。類型的だが、権力派、エスタブリッシュメント、優等生、をイメージさせるヤンキース、反権力、ブルーカラー、ミラクル・意外性、のメッツとチームのキャラクターは対照的であり、このときばかりは、NYファンは二分し、異常なテンションが球場だけでなく市全体を包み込む。この「ざわめき」の空気が好きだ。「ざわめき」が更に人びとの胸騒ぎを大きくし、街の「ざわめき」を増幅させていく。
マンハッタンの中心に聳えるエンパイアステートビルは2球団のチームカラーでライトアップされる。週明けの月曜日には3連戦で勝ち越したチームの色に染まるようだ。
もうあれから4年になるが、メッツの本拠地シェイスタジアムでこのカードを2戦観戦したことがある。(当時の写真をここでご紹介。松井の一年目、あの新庄がまだ大リーガーでメッツに所属していた頃であった。)
マンハッタンのミッドタウンのホテルを出て、グランドセントラル駅から地下鉄に乗り、ブルックリン方向へ向かう。地下鉄車内は、もうそれぞれのユニフォームを来たヤンキースファン、メッツファンが呉越同舟でやんやの大騒ぎをしている。この時ばかりは、どうも家族や恋人の関係があっても譲れない一線があるようだが、こんな様子を見るのも楽しい。(嘗ての)優勝決定目前の阪神巨人戦とか、大昔の早慶戦、とか対抗意識むき出しの子供じみた感情の直接的な発露が微笑ましく見える日々でもある。
そんな注目の「お祭り」をNHKが今日TV中継しないのは、けしからん!
土曜朝の最も一週間でリラックスした時間に最も好きなTV番組を見ること、毎年ちゃんと放送してくれていたので今年も期待していたが、裏切られてしまった。残念至極である。(ちなみに、明日は放送あり、であるが。)
ネットでもYahoo! SportsやMLB公式サイト、或いは、ヤンキースの公式サイトでも一球毎の実況中継("GameChannel", "GameDay") があるが、臨場感、観客のざわめき、球場を包む独特の雰囲気は味わえない。
ヤンキースサイトでは、ESPNと組んだ"MLB.TV"というPC上で観戦できる有料のコンテンツがあるようだ。
ひと月19.95ドル、年間では109.95ドル(他にもクラスを落とした廉価版もあるようだが)の視聴料である。球場へ行き、大した席でもないのに滅茶苦茶高い入場料払って遠くから野球を見ることを考えれば、むしろ合理的な観戦手段なのかもしれないな。
松井が居るので応援していたヤンキースだが、今シーズンは投手陣がひどく低調で、なかなか波に乗り切れない。本日も結局2-3で接戦を落とした。松井のHRだけが救いであった。
思えば、松坂を取れなかったこと響き、首位ボストンとのゲーム差は開く一方である。如何にスロースターターのチームとは言え、現在の10G近くのゲーム差は回復困難に見える。
引退していたロジャー・クレメンスを30何億の年棒で取った、というのも狂気の沙汰ではあるが、資金力だけで優勝を勝ち得るほど事態は単純でもないようだ。
外野手の好打者ボビー・アブレイユの不調が暫く続くようなら、7月のトレード期限ぎりぎりで、今年マリナーズとの契約が切れるイチローと電撃契約、というようなサプライズが舞い込んでくるのではないか。 そんな夢物語が楽しみな「今年は、にわかボストンファン」の今日此の頃である。
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Boston Red Sox win Matsuzaka sweepstakes
http://ptaro2009q.exblog.jp/4963944/
2006-11-15T23:27:00+09:00
2006-11-16T00:05:24+09:00
2006-11-15T22:59:49+09:00
ptaro2009q
MLB
長々と続いた仕事の話に疲れて、そこで出た話題のひとつ、<松坂の行くチームは何処か?>
何人かのアメリカ人を含む同僚の中で、"Boston"、と予言したのは我一人であったが、本日それが見事的中したことを知る。
入札額が5,000万ドルを越えるとは、狂気の沙汰だが、これもアジア戦略で遅れを取り、そして何よりも最大のライバル・ヤンキースに実力者を渡さない、という焦りが成した業であろう。MLB球団最年少GMエプスタイン氏、緻密な計算はあるのだろうが、かなり踏み込んだものだ。今年はプレイオフ出場も逃したこともあり、捲土重来を強く期していたのだろう。
今勤務している会社の前の勤務先が、ボストンに本社を置く銀行だったことから、ボストンの街には少なからぬ愛着を持っている。仮に米国に住む、ということなら、西海岸ならシアトル、東海岸ならボストンを選びたい、と思っているくらいだ。(マア、実現するはずもないのだが...。)
冬が厳しく、4月でも時折冷たく痛いブリザードが吹く土地ではあるが、夏の美しさは筆舌に尽し難い。
アメリカの中のヨーロッパ、という感じで、歴史ある建物、街並みが印象的。
港があり、またレンガ建ての住宅なんかも並んだ感じは、横浜と共通するものを感じさせる、と先般書いた。
横浜高校出身の松坂にとっては、馴染み易い街となるのではないか。
郊外の名門大学ハーバードやマサチューセッツ工科大のキャンパスや街並みは、とても美しい。市内では、ボストンコモン、という古い公園も良いし、滅茶苦茶古いチンチン電車に乗ってボストン美術館へ足を運ぶのもMustアイテムである。
街で食べるクラムチャウダーは、海に近づくにつれて、その塩味が濃くなる、という言い伝えがあるそうだが、硬いパンの器に入ったクラムチャウダーの、眼もくらむ(クラム)ほどの美味しさをまた何度も味わいたいものだ。
来年は是非ボストンに渡り、メジャー最古の球場であるフェンウェイパークでボストンvsニューヨークの試合を見たいものだ。
さて、一体どちらを応援しようか、D-Matか、ハイデッキ松井か、実にワクワクしている。
ボストンのファンでもあることの証拠写真。
(我がコレクションより。BマークがRedSox帽子。)
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Yanks' postseason ends in Game 4
http://ptaro2009q.exblog.jp/4692866/
2006-10-08T10:08:00+09:00
2006-10-08T17:29:27+09:00
2006-10-08T09:53:53+09:00
ptaro2009q
MLB
子供の頃から、「狂」がつくほど生活の中に滲み込んでいる。
今年は、どうも野球では楽しい思いは年初の日本が優勝したWBCと甲子園の高校野球くらいで、あとは半年間兎に角寒い気分であった。野球でこれだけ楽しめない一年を過ごした、というのは、長き(?)人生で初めてかもしれない。
日本のプロ野球の衰退ぶりは言うに及ばず、大ファンであるMLBの方も松井の怪我で日々の楽しみが長いこと途絶えてしまった。逆に高校野球の異常な盛り上がりなどは、この辺にも人気の一因があったのではないだろうか。
本日早朝のMLB中継で、YankeesがDetroit Tigersに完敗したことを知る。
これで何とも呆気なく、彼らの今年のシーズンが終了した。
回復した松井をもう少し長く見たかっただけに極めて残念でならない。
これでYankeesは6年間、宿命付けられたWorld Championの座から離れている。
プレイオフの場合、ディビジョンシリーズは3勝、リーグチャンピオンシリーズおよびワールドシリーズは4勝先勝と、短期の決戦であるだけに、「強いものが勝つ」、ではなく、「勝ったものが強い」という世界になるが、あれだけの戦力を有しながら勝てない、とは、勝負は水物、とつくづく感じる。(それにしても、負けてつくづく思うが、勝てない彼らの給料は高すぎる!)
相手はましてや1昨年には116敗もしているDetroit、シーズン最後にはア・リーグ中地区ダントツの首位から急降下して優勝を逃しWild Cardでの出場となったDetroitだけに、このYankeesの敗戦にはプロ評論家の予想もすっかりはずれたようだ。
辛口のニューヨークのマスコミは恐らく早くも敗戦の分析、戦犯探しで誌面を賑わすことであろうが、シーズン後半からプレイオフにかけて全くの不振を極めチャンスにめっきり弱いA-Rodが既に血祭りにあげられている。
今日の試合では、Torre監督もA-Rodを何と8番という屈辱的な打順に下げたが、本日も奮起することなくノーヒット。年棒20億を越えるMLB最高給取りだけに、トレードの噂も現実味を帯びてきた。現地の記事によると、本人も最初に居たWashington州に戻りたい、とのコメントを紹介している。Washington州とは、Seattleのある州であるので、そうなるとイチロー・城島との共演が楽しみでもあるが。
その他Yankeesでは、引退が噂されるBernie Williamsや、契約切れのMike Mussina、Gary Sheffieldなどのスターもチームを離れる可能性が高い。これだけ長きに渡ってWorld Championの座から離れると、首脳陣を含めて大ナタが振るわれる可能性も高いことであろう。独裁オーナー、George Steinbrenner氏の堪忍袋もそろそろ緒が切れるのではなかろうか。
個人的には、短期決戦を勝ち抜くピッチングスタッフについてここ3,4年強い懸念を持っていたが、今年も結果はその通りになってしまった。松坂大輔、来年はYankeesに加わるのであろうか、もう楽しみはストーブリーグにしか馳せることの出来ない、チョッと哀しい野球ファンの戯言である。
秋も本格的に深まってしまったものだ。
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松井大怪我
http://ptaro2009q.exblog.jp/3901474/
2006-05-13T08:58:00+09:00
2007-12-31T22:30:19+09:00
2006-05-13T08:58:36+09:00
ptaro2009q
MLB
レフト前の浅いフライをスライディングキャッチ試み、一旦ボールをグラブに収めたものの、グラブが地面に触れた際にグラブが芝生から抜けぬ間にそのまま手首に負担が掛かり骨折したという。
日々の生活の中で持つ個人的関心の中で、MLBは最大級のネタである。MLB=松井そのもの、と言っても良いくらい、彼の大ファンである。日頃、国内での記事だけでなく、米国メディア、各種サイト、雑誌などでも松井に関する記事を追っているほどだ。米国の場合、打撃分析でもOBP、OPS、SLG等日本では殆んど見ない尺度があり、そうした物差しから松井の能力評価を他のスーパースターと比較しながら見ていくのも楽しい。
いつも土曜日だけは、妙に平日より更に早く起きてしまい、本日も早朝よりTVニュースをはしごしているが、報道によると、どうも良く見ても松井のペナントレース前半戦出場は無理だとか。下手をすると、今季絶望説も現実味を帯びてくる。
いづれにせよ、松井の大怪我で、少なくとも今年夏までの日々の楽しみが急に大きく奪われてしまう寂しさに襲われた。松井の活躍を見るために、深夜2時、3時に起きて、TV観戦する、或るいは、直接球場で観戦するためNY旅行を密かに計画する(含む、「出張を無理矢理入れる」)、などというバカバカしい愉しみもしばし消えてしまった。
実に残念、残念、松井君の早い回復をただただ祈るだけである。
米国メディアの反応を色々漁ってみた。
松井の連続出場記録ストップを褒め、惜しみながらも、やはり、今後の彼の欠場によるYankeesの戦力ダウンへの懸念や補強への憶測に関する記事が多い。
ニューヨーク地元新聞の多くにはスポーツ面、一面写真付きで報道されているようだ。
面白い(と言っては、不謹慎だが、)見出しとしては、
"Gone-zilla"
-彼のニックネームGozillaと、 gone、即ち、「もう居なくなっちゃった、出場できなくなっちゃった」というニュアンスを掛けた米国流の駄洒落である。
もうひとつ、更に傑作だったのは...、
"Wrist & Shout"
-これはお馴染みBeatles初期の名作、 "Twist & Shout"に掛けている。
Wrist (手首)を骨折し、 Shout(絶叫)した、ということだが、可笑しすぎて、悲しいなあ。
「絶叫」とは、松井の怪我の痛さのための叫びなのか、それとも、彼をもう当面見ることが出来ないファン、或るいは、貴重な戦力を失ったYankeesの悲鳴なのか?
これまで精進を重ね1,700試合以上の連続出場記録を作ってきた松井にとって、この怪我、長期戦線離脱は人生初の大きな試練であろう。またYankeesが彼の不在の間、どういう戦略に出てくるのか、ドライで残酷、アッと言うニュースが出てきても不思議ではない。
いづれにせよ、一回り大きくなって松井には早く戻って来て貰いたいものである。
今年は6月にこういうシーンが見ることが出来ず、残念、残念!]]>
Ichiro Wins 5th Straght Gold Gloves Award
http://ptaro2009q.exblog.jp/2999662/
2005-11-03T08:28:00+09:00
2005-11-03T10:58:04+09:00
2005-11-03T00:24:21+09:00
ptaro2009q
MLB
彼の存在感は図抜けている。
イチローの守備範囲の広さ、肩の強さ...「あそこに打ったら、塁をもうひとつ先狙うのは無理だ」、「犠牲フライには出来そうもないな」、敵チームの打撃陣は一様にイチローの守備力に一目を置く。それだけでも、相手側オフェンスに充分抑止力を有している。ここまで来ると、たいしたものである。
更に素晴らしいのは、彼の野球に対するイマジネーションだろう。
今季何度も放映されたイチローの名プレイとして最も印象深かったのは、フェンスを越えるホームラン性の打球を壁を這い上がってキャッチしたシーンだ。あのプレイで彼の今年のゴールドグラブ受賞に「当確」のマークがついたのではないかと確信した。
凄い、と思ったのは、その瞬発力・運動能力もさることながら、「あのプレイは日頃からイメージして練習をしていないと出来ないプレイだった」という彼の後日談であった。
普段このような打球がここに飛んできたらどうやって対処するか、更にどう対処したらファンは喜んでくれるか、低迷するチームの中で、イチローはそこまで考えて毎日を過ごしていたようだ。常人を越えた発想の持ち主で、時には哲学者をも思わせるイチローではあるが、やはりそのイマジネーションの豊かさはただ者ではない。彼の存在は日本人ファンにとっても誇りであるが、既に彼はもう国籍をどうこういうレベルを超えた存在になっている。
ところで、シアトルの街では様々なところで、「イチロー」に遭遇する。
観光客向けのお土産屋、MLBグッズ店は勿論、スポーツバーの看板、一般商店の軒先、下の写真に見られるように地元放送局ビルのガラス壁面にもイチローはでかでかと掲げられ、シアトル市民の間でもアイドル、というか、もはや崇拝の対象にさえなっているようでもある。
彼がデビューした2001年はマリナーズが快進撃で100勝以上を挙げる素晴らしいシーズンとなったが、その後はベテランプレイヤーが去り、トレードはことごとく失敗。此処2年はシーズン前半から低迷し、ア・リーグ西地区の最下位に甘んじている。
イチローが一人奮戦しても、どうもやるせない状況だ。
彼のマリナーズとの契約はまだあと2年は残っている筈ではあるが、優勝を狙えぬチームに残っているのは辛いことであろう。個人的には強いチームに移籍する機会が与えられぬものか、とも思っている。(ソフトバンクの城島がマリナーズに入団すれば、景色も変わるか?)
もしも、イチローがシアトルを出たら、街の風景はどんなことになるのであろうか、とちょっと想像してみるのも一興か...。
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World Champion : Chicago WhiteSox
http://ptaro2009q.exblog.jp/2963042/
2005-10-27T22:24:00+09:00
2005-10-27T23:09:39+09:00
2005-10-27T18:21:43+09:00
ptaro2009q
MLB
ロッテは31年ぶり、シカゴは88年ぶり、いずれもストレートで4連勝、なおかつ、優勝を決める第4戦目はいずれも接戦での勝利、と全般に符丁の合う同じような流れでの勝利であった。戦法も「大砲でガツン」の大味野球ではなく、投を含めた守りとそつない功・走の所謂「スモール・ベースボール」が持ち味の両チームが勝ったのも意味深い。
MLBについて言えば、昨年は呪いのかかったと言われたボストン・レッドソックスが85年ぶりのチャンピオンにもなり、その点では今年は「シカゴの88年ぶり」、に期待をしていたがその通りになった。野球の神様は日米ともに、「お久しぶり組」に恵みを与えた、ということなんだろう。(笑) 去年は赤、今年は白、だと、星条旗にちなむと、来年は青か?-ブルージェイズというトロントの球団があったっけ。此処は相当の補強をしないと、来年のワールドチャンピオンはかなり厳しいか?いや、トレードも盛んで、チームがすっかり変わってしまう可能性もあるMLBだから、何が起こるか分からないのも、来年の楽しみのうちである。これからは当面、ストーブ・リーグでアメリカ社会のダイナミズムを楽しむことにしよう。
それにしても、遂に日米とも、野球は終わってしまった。
急に、秋の夜がとても長いものに感じられてくる。
P.S. 本日帰宅は9時15分前。NHK衛星放送で9回裏のアストロズ攻撃と、ホワイトソックス勝利→優勝のシーンを見ることが出来た。日本と違い胴上げシーンが見られないのは、チョッと拍子抜けである。逆に、選手、監督、コーチ、その他のチームスタッフ、誰彼となく抱き合って祝福している。「ハグ」というヤツだ。
実は、この前米国の本社に出張した最終日に世話になったパートナーに別れの挨拶をしたら、いきなり肩を引き寄せられ、ハグをされてしまった。全く初めての経験で、初めは、おいおい、一体何をされるのか、オレはホモではないぞ、とかなり焦ってしまった。アメリカではあれが普通なんだろうなあ、ガハハ。(どうでも良いお話でした....。)]]>
Nomo in Pinstripe
http://ptaro2009q.exblog.jp/2389728/
2005-07-29T21:26:46+09:00
2005-07-30T00:50:12+09:00
2005-07-29T21:25:12+09:00
ptaro2009q
MLB
興銀出身の切れ者上司と顧客訪問をした後の、帰社途中のタクシーの中で、その上司との会話。
聊かのハード・ネゴの後であり二人とも疲れていたが、上司、つぶやくように、「○○君よ(我輩のこと)、最近なんかいい事ないかね、スカッとするようなこと?」と聞く。
我応えていわく、「個人的には何にもいいことはないですけどね、野茂投手が頑張ってますね…。」
こんな会話をしたことを今でも覚えている。ちょうど 野茂が近鉄を辞め、当時は日本人など誰もプレイしていなかったアメリカ大リーグに飛び込み、快進撃を続けていたときのことである。「没個性の日本人」のイメージを覆す「トルネード投法」はアメリカ人ファンからも大喝采を浴び、オールスターにも選ばれナ・リーグの先発投手となった。調べると、彼のMLBのデビューは1995年、やはり、あれから10年か。
血も涙もない、過酷な人事が当たり前のMLBの世界で、この異国の「侍」は良くサバイブしている。
野球のパフォーマンスが全て、とは言っても、英語どころか日本語での会話そのものもあまり得意とは見えない(実際には違うのかも?)寡黙な男がアメリカに一人飛び込み、周囲の人間とどれだけ上手くやっていけたのか。英語のカルチャーの中で仕事をする我が身からすると、野茂がこの世界に飛び込んだ強い「思い」や、彼の不器用ながらも強靭なサバイバルの術、更にはアメリカ人は彼を人間としてどう見ているのか、等のことは非常に興味のある対象である。
本籍地ドジャーズからNYメッツに移り、故障に悩まされながら、更に弱小不人気球団のブリュワーズやタイガースを彷徨っている頃にはこれまでか、とも思われたが、その後レッドソックスで二度目のNo Hitterを成し遂げた。誠に感動ものだった。そのときはボストン本社の銀行に勤務しておったので、野茂にもレッドソックスにもう少し居て欲しかったが、翌年にはドジャーズに復帰。
やはり野茂にはドジャーブルーのユニフォームが良く似合うと思ったものだ。
今回の彼の(マイナー契約ではあるが)ヤンキース入りの報道を聞き、二律背反の思いを抱く。
素直に、ピンストライプを着る、ということは野球人の最大の夢であろう。「野球すごろく」のゴールに野茂は、力とある意味での幸運を得て辿り着いた。 しかし、そのゴールは、ある意味で、最後の崖っぷちを意味するのかもしれない。ローテーション投手がぼろぼろ抜け落ちたその穴を埋め合わせる応急措置のための苦肉の補強であることは誰の眼から見ても明らか。少しでも悪ければ、一気に切り捨ての可能性もある。今年の防御率7点台が示すとおり、最近の野茂のピッチングを見ていると、スピード・制球ともいまひとつであり、肝心なところでのポカも少なくない。果たしてヤンキース入りが野茂にとって幸運と栄光をもたらすことなのか、野球寿命を終わらせる契機となるのか、注目される。5回までの「試合を作る」ことに専念して丁寧なベテランの投球をすることで活路を開いてもらいたいと、願っている。
ところで、全く関係ないが、中国 『史記』の格言にこんなのがある。
<桃李言わざれども 下自ずから蹊を成す>
桃や李(すもも)は何も言わないが、花の美しさに惹かれて多くの人が集まってくるから、木の下には自然と道ができる。徳望のある人のところには、自(みずか)ら求めなくても、その徳を慕て人が自然と集まって来ることの喩え。なかなか好きな言葉である。
これをパックっていわく、こんなのどうでしょう?
<トーリ(監督)言わざれども 野茂自ずから蹊を成す>
8月1日には3Aで3回ほどの試験登板が予定されているとのこと。
トーリ監督は野茂のメージャーでの先発には前向きだと、伝えられている。
Good Luck, Hideo!]]>
MLB ALL STAR GAME
http://ptaro2009q.exblog.jp/2269854/
2005-07-13T12:08:28+09:00
2005-07-13T12:15:19+09:00
2005-07-13T12:06:58+09:00
ptaro2009q
MLB
目が醒めたのは朝4時。子供の遠足の日のような気分であった。
本日は米大リーグのオールスターゲーム開催日。
出発は午後で、一日休暇を取っているので、幸いTV観戦が出来た。
例年のような、特別な話題も、因縁の対決と前評判を煽るようなマッチアップもなく、また日本人選手の出場はイチローだけ、というチョット地味めのオールスターではあるが、やはり超一流プレイヤーの技とパワーが垣間見られ、流石のもんだと感心。
しかしながら、TV放送担当したNHKの演出はひどかったな。アナウンサー(坂梨アナ)も全く凡庸でつまらない。せめて、NHKスポーツ部のエース竹林アナを起用すべきであった。解説の小早川毅彦に至っては明かに全ての面で勉強不足、力不足。
選手のキャリアや現状の状況などについてのコメントは全く不十分、野球の持つ面白みを統計や数字で切りこむというテクニックもない、また選手や状況に応じての逸話や薀蓄などの引き出しもないので、全く見ていても何だか判らない。話術そのものも、アナウンサーのコメントへのオウム返しが多く、途切れ途切れで、もう何年も大リーグ解説やっている割には全く進歩がないよ。野球はオールスターであったが、放送のスタッフは2軍以下であり、最後には腹が立ってしまった。
もっとアメリカ野球の何とも自由で想像力を掻き立てる素晴らしさを上手に引き出せる人選ができなかったものか。
貧すれば鈍す? NHKも受信料不払いの余波で人材確保もままならぬか?
いや、少なくとももっとマシな解説が出来る人間は幾らでも居る筈だ。残念!]]>
Subway Series - Yankees vs Mets: Part-3
http://ptaro2009q.exblog.jp/1859930/
2005-05-23T12:40:00+09:00
2005-05-23T23:02:55+09:00
2005-05-23T12:39:58+09:00
ptaro2009q
MLB
アナウンサーが松井秀が活躍したと伝えた。
もしかして、お久しぶりのホームラン、やっと出たか?
残念ながらそれはなかったが、終盤8回表、ランナー2,3塁の好機にレフト前への低いライナー性安打を放つ。2点タイムリーとなった。これで34打点目。アメリカンリーグ打点5位だ。
打点Top10をみると結構打率の低い者が少なくない。しかし、ホームランでがっぽり打点を稼ぐ、というのがRBI上位者のパターンだ。Top10の多くがホームラン10本以上打っている中、ホームラン僅か3本の松井が5位とは、如何にこつこつチャンスでヒットを重ねていく、兎に角犠飛でも内野ゴロでもランナーを還していくヒッティングが出来ている、ということなのだろう。日本製の故障の少ない優秀な自動車を思い出させる。(松井の場合は、自動車じゃなくて、コマツの大型トラクターか?! ガハハ!)
さらに続くバーニー・ウィリアムスが右越え二塁打を放つと、一塁走者の松井は二塁、三塁を蹴ってホームに突入し、捕手のタッチを仰向けに滑り込んでかわしながら、逆転の生還を果たした。この模様はTVに映し出されていたがなかなかの技ありスライディングで、あっぱれ。スタジアムにこの日一番の熱狂を巻き起こした。第一戦での初盗塁といい、走塁でもなかなかやるな。しかし、この劇的走塁にもそう感激を表わさずクールにダッグアウトに引き揚げるマツイの姿は、まだまだ高い目標あり、これ位では喜んでいられない、という志の高さを感じさせた。
ゲームは7回までは完全にMetsのペース。3-0でPedro Martinezが投げ、昨日のMetsの勝ちムードがそのまま続いているように思えた。ゲームが大きく動いたのがPedroが降板した8回から。なかなか野球の試合のアヤというのは微妙なものだ。
Pedro君にしてみれば、チームの逆転負けは、1勝損をした気分であろう。Yahoo!米国版でも、「Martizezは敵ではなく、自軍Bullpen(救援陣)に足をすくわれた。」 という論評があった。チーム内でまたひともんちゃく、あるか? 契約の内容次第では、この一勝を拾えなかったのは何千万円にも相当するんじゃない?
それにしても、Pedro君、やはりユニフォームはMetsの青よりは、やはりBostonの赤の方が数段似合っているな。まだどうも見慣れぬユニフォームに違和感を抱く。]]>
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