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神田経由で九段下の図書館へ。
途中、信号が変わったので真っ直ぐ新宿方面へ進む代わりに、御茶ノ水方面に寄り道をすることに。 嘗ては学生街だったこの街も、大手損保や、日立本社ビルなど出来、また大学校舎も多くが高層ビルなどに建て替えられ、何だか街の色合いというか、良きアイデンティティも薄くなってきたようで寂しい。 ご多分にもれず、ビルの建替えも盛んで、クレーンが天辺に載った建築中の大型高層ビルも何件か見える。 何がどうなっているのか、ちょいと様子を見に行こうか、という気になったわけである。 駿河台のシンボル、ニコライ堂を拝まないわけには行かない。 敬愛するお雇い外国人設計家、ジョサイア・コンドルが実施設計を担当、竣工は1891年。 関東大震災で被害を受けた後、修復を経て現在に至る。 ![]() 今回撮影して即座にいつもと違うと感じたことは、構図を取るためカメラをどう廻してみても建物の背景となる空に異物が入り、どうしても空がすっきりしない絵になってしまうことである。 嘗ては皇居を見下ろしていたニコライ堂も、高層ビルから見下ろされる立場になったものだ。 建物のメインポイントを収めようとすると、どうしても異物が入ってこんな写真になってしまうのが、癪の種である。 ツマラン。 永久不滅の建物の周囲に栄枯盛衰がある? ![]() 南の方角にも無粋なビルの姿が見える。 国の重要文化財・ニコライ堂ゆえ、周辺の建築にも規制などの配慮が欲しいところである。 また、御茶ノ水駅隣りの嘗ての日立本社ビル(御茶ノ水セントラルビル)も森トラストに売却、そしてこの度は早くも解体、建替えとなった。 110mの超高層ビル「御茶ノ水ソラシティ」が建設されるとのこと。 ソラマチ、ソラリア、似たような名前のビルが近頃あちこちで出来ているので訳が分からなくなるものだが、あのビルがもう建替え?と驚くケース増え、東京でもシンガポール並みにビルのスクラップ&ビルトの展開が随分速くなってきたようだ。
GW最中、5月4日、暫く冴えない天気続きでGWも自宅で溜まった仕事の方付けやら、のんびりの時間が殆どであったが、雨が止んだ午後に都内へ出た。
九段の図書館へ行く以外には全く目的もなかったが、上野動物園無料の情報を携帯サイトで見かけたことを思い出し、上野へ出てみることにした。 パリ、モンマルトルの丘よろしく、京成電鉄出口近くの傾斜地の階段に似顔絵描きの画家さん達が多く構える場所は、我がお気に入りのスポット。 当日はぐずついた天気のせいか、画家さん達の数が少なく盛り上がりに欠ける空気であった。 ![]() ![]() 2年前のNHK大河ドラマ「龍馬伝」では、たしか高橋克実が演じていたな。 ![]() 動物園に入園。 動物そのものにそう大きな興味があるわけではなかったが、不忍池に出るには動物園を経由するのがショートカットか、と。 無料のせいもあり、此処も押すな押すなの予想を超える大混雑。 天気的にはやっと家族サービスが出来る、いやしなければ、という感じで繰り出した家庭も多いようだ。 GWならではの大混雑を見た、という点では、連休の一面を見られた感慨を抱く。 ![]() パンダ舎に入るには二時間待ちだと。 我が幼少時は動物園とは数少ない娯楽ではあったが、今や全国こうした動物を見られる所も、また娯楽そのものも数・質ともに拡充し、動物園の価値も地盤沈下気味。 旭山動物園のように相当の企業努力で生存競争に耐えているところには頭が下がるが。 それにしても、当日の動物園、人が動物を見ている、というよりは、動物が大勢押し寄せた人間を見ている、という図のようであった。 ![]() 木々の繁茂のペースの速さ、緑の鮮やかさに改めて驚く。 花を散らし、葉を失っても、一年経つとまた同じことを繰り返す木々草花の生命力は素晴らしい。 ![]()
いすみ鉄道、千葉県の上総中野-大原間の27kmを走る第三セクターのローカル線。
上総中野駅では小港鉄道と接続し、房総半島中央部を横断する。 1988年の第三セクター移行後は乗客激減で慢性赤字、度重なる存続の危機を迎えておった。 つい最近も絶体絶命に近いかなりの危機があったようだが、2010年に存続が決定したばかりである。 社長の公募、訓練費用700万円自己負担での運転手募集、などあっと驚く企画は記憶に新しい。 様々な企業努力、人々の情熱、沿線住民の支援などもあり観光客も増加、このところは随分元気が出て来たようだ。 「鉄ちゃん」にとっても、なかなか心惹かれるローカル線なのである。 存続危機の時分には、それなりに心配し、何とか存続が決定するよう願っておった。 何より地方の貴重な足でもあるし、菜の花と桜の中を走るいすみ鉄道の車両の写真や実物を何度となく目にしていたこともあり、<「日本の原風景」 消えてはならぬ>、の思いであった。 それにしてもこうした昭和高度成長期にそれなりに隆盛を誇ったものが存続危機に陥る切なさというのは中年オジサンの琴線に触れるものであるなあ。 ダムの底に沈む温泉街・群馬の川原湯温泉にも似たような切なさを感じ、ほぼ毎年当地を訪れるようになっているが、このいすみ鉄道にもその臭いを感じている次第である。 大原駅から乗車。 黄色い車体が印象的。 キャラクターのムーミンが車体にも描かれており、ほのぼの感がええ感じで漂う。 (キャラクター料、安くないのでは、と少々心配はしたが。) お昼を過ぎ、客足も一段落したかと思いきや、結構の人数が乗車。 GWやっと好天に恵まれた日ではあったが、なかなかの人気である。 ![]() 狭い駅舎にはムーミングッズを含めて色々なお土産品が並んでいる。 線路の枕木には、それぞれに色んな人のメッセージが記されている。 これでスポンサー料をとっているのであろう。 いや、なかなか涙ぐましい企業努力である。 屋外ホームで列車を待っている際には、駅員さんが、 「ホームにかすかに見えるJR時代に引いた白線の後ろに下がってお待ちください」とユニークな肉声アナウンス。 なかなかユニークな自虐アナウンスで周囲の乗客も思わずニッコリ。 JR時代というのは、木原線と言って大原と木更津を結ぶ線であったが、そうすると20年以上、白線は引きなおしていない、ということか。 まもなく発車。 のどかな田園風景の中を2両編成の車両はゆっくりと5月の風を切りながら進む。 ![]() 運転手になったような気分、オジサンも童心に帰る瞬間であった。
やっと天気晴朗な祝日となった5月5日、テニス仲間の先輩お二人と房総への日帰りハイキング旅へ出かける。
蘇我駅集合、まずは外房線で一時間ほどの大原駅へ。 途中車内でヨッパライの迷惑行為があり、長者町なるところで電車が長時間ストップするハプニングあったが何とか無事到着。 無人駅なので、ワンマン運転の運転手がヨッパライを警察に引き渡すまでに随分時間が掛かったようであった。 大原では、目的のいすみ鉄道乗車までには待ち時間があり、初夏の陽射しを浴びながら大原港までとことこと20分ほど歩く。 小さな漁港があり、イセエビの水揚げでは日本一などの看板も途中で見かけた。 波止場では親子やオジサン達の釣り風景、のどかで良い。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 時間はまだ午前11時近くであったが、次に行くいすみ鉄道の各駅では殆ど食事を摂れる施設もないようなので早めの食事と相成った。 なめろう、まぐろなど美味で、ハイキングを前に朝から良い気分となる。
4月21日、高遠の桜を満喫し、当日の宿泊地・松本へ向かうことに。
往路と同様、伊那市に戻るタクシー4000円コースも覚悟していたが、どうやら中央本線の茅野駅までのバスがあるようだ。 幸い20分程度の待ち時間で乗れる便があり、此処から一時間のバス旅となった。 往路もこのルートを選択した方が時間的にもコスト的にも効率的であったようだ。 まあ、旅は色々な試行錯誤をしなければ様子も分からないし、また失敗や廻り道、思わぬハプニング等は旅のつきものなり、と心得よう。 茅野駅到着後は駅前で信州蕎麦を食し、鈍行列車で松本へ。 松本到着は5時半。 ホテル投宿後、陽が暮れた頃から松本城へ向かう。 いつもより松本城周辺の人の出入りがやたら多いな、と思いながら、松本城公園に入ると、此処も大混雑。 桜も満開であるうえに、松本城内でも催し物があり、物凄い数の人が集まっているようである。 通常は入場料を取られる城内も当日は無料開放しており、押すな押すなの態。 城敷地内には、琴と尺八が奏でる美しい邦楽の音が流れ情緒もたっぷり。 良く見ると、城の一部、(以下写真で赤い部分)が演奏の場として仕切りも外され開放されている。 今まで何度も訪れているが、このようなスペースがあることには全く気が付かなかった。 城である限り戦いの砦である筈ではあるが、一方で文化を体言する余裕と洒脱なな精神が築城当時にあったとは、豊かなり。 教育県で文化的水準の高い長野県だが、土曜日桜満開の夜になかなか粋な計らいで感心。 まさに桜絶頂期にやってきた喜びに浸ることが出来た。 ![]() 威厳ある暗闇空間に映える。 多くの人が鈴なりとなり撮影に励む。 負けじと参加。 ![]() こちらにもベストの撮影スポットを求め三脚付きのカメラマン多数が重なりあっている。 コンデジでの夜間撮影、手振れ有りの我が身としては、隙間からシャッターを押すのが精一杯であった。 ![]() 城と桜のコラボ、あまりの美しさに感激もひとしお、しかし、あまりの人の多さに辟易。 ということで、また明日早朝、木曽宿場町への旅の前に松本城へリベンジ、出直すことにした。
GWも3日目、休み慣れしてやっと朝迄ゆっくり眠れるようになってきた。(笑)
今年のGWも、カレンダー通りに働き、休む。 休日は全日娘の予定が入っていることもあり、家族単位での外出はなく、基本はのんびりと過ごすことに。 お天気良ければハイキングやお散歩、さもなければ、庭の草むしりや部屋の片付け、読書・音楽・写真整理、ついでに身辺整理、などで終わりそうである。 まあ何だかんだですぐに終わってしまうのだろうなあ。 昨日の関越道でのバス事故、多くの方々が死傷した何とも痛ましい事故であった。 金沢-東京(TDL)を3,500円、という運賃の超格安ぶりにも驚いたが、背景には運転手に過酷な勤務を強いる運行計画自体に問題があった。バス事業者に対する国の規制緩和で、安易な新規参入や格安競争に拍車がかかり、法令順守もままならぬ業者も少なくなく、今回の事故も「氷山の一角」の事態と見るべきものなのだろう。 格安ということだけで飛びつく利用者側にもそのリスクを意識すべきなのかもしれないが、安全あってのサービスであることを行政側や運行会社も心してもらいたい。 バスだけでなく、格安サービス全般について問題の根はかなり深そうだ。 さて連載中の、高遠の桜、であるが、伊那市からタクシーで駆けつけた高遠城址公園、物凄い人出である。 この静かな信州の小都市がこの桜の季節には一転表情を変え、歓喜溢れる饗宴の地に豹変する。 桜の咲きぶりも、何だか東京のそれとは若干異なるようにも思え、Something Special とでも言うべき一味違った美しさがあるように見えた。 (写真は、4月21日撮影のもの) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 地元の方々だけでなく、大型の観光バスが運ぶ全国からの観光客の数もおびただしい。 人の多さに酔う、というか、窒息しそうな息苦しささえ感じ、現場に長く留まることは容易ならざることを入場後僅か3分程度で直感した次第。 冬が厳しく長いこの地元の人々の春を切望する気持ちがこの桜の周辺には満ち溢れていたので、決してこの大混雑を恨む気持ちにはならなかったが、それにしても桜が日本人を惹きつける神通力たるや凄まじいものであること、更には日頃は静かな冬長い小都市においてはその神通力は何倍もに増大していることを認識させられたのである。
4月21日(土)。
新宿からの高速バスで3時間半、伊那市到着。 此処から目的地である高遠へ桜見物に行く。 手段はバスとなる。 伊那市駅前から出ている高遠行きバスは1時間に一本あるかないか。 到着後にバス停に下見に来たところ駅前でも人影は余りなく、地方小都市の情景を感じさせたものであるが、数十分周囲をぶらついた後バス出発10分前にバス停に戻ってみると、こんな人数一体何処から現れたのと言いたくなるほど何と有り得ないほどの長蛇の列。 いや高遠桜の人気の程を思い知った。 いや驚いた。 これだと座れるどころか、バスに乗れるか乗れないかも微妙、というところである。 どうも40分位はかかるバスだということで、思わぬ混雑に面食らってしまった。 仮に次のバスを逃したら、更にまた1時間以上を待たねばならない。 バスを諦めた場合の唯一の選択・タクシーだと、恐らくは5000-6000円ほどの料金が掛かりそう。 新宿から3400円ほどで此処まできたのに、此処から高遠までが倍額掛かるのでは堪らんなあ。 うーん、文字通り、高遠は、とてつもなく高く遠いところなり。 行列がバスの到着を今や遅しと待っているところに、或るタクシーの運転手が、4人乗って合計4000円で高遠まで乗せるよ、と行列に向かって叫んでいる。 白タクではなく地元のちゃんとしたタクシーではあるが、何となく怪しい雰囲気である。 大方の客は、予定通りバスに乗るぞ、という顔で、運ちゃんをいぶかしい表情で無視している。 運ちゃん、更に叫ぶ。 高遠までは只今道が渋滞中でバスだと2時間掛かるよ、タクシーなら裏道走るから40分だよ、と。 行列の客に一部動揺が走る。 今から2時間だと、午後2時過ぎの到着で本日その後の予定にも影響が出るし、そもそも狭いバスに立ちっぱなしで2時間は苦行以外の何物でもなかろうか。 問題は運ちゃんが言っているのが誇張なのか、ホントに2時間も掛かるのか。 2時間はともかく、渋滞があることは間違いなさそうだ、列の最後のほうに居たこともあり、もうバスに拘る理由はない。 別の客待ちのタクシーの運ちゃんのところに出向き、4人4000円と聞いたけど、それでお願いできませんか、と尋ねたところ、いいですよ、の答え! どうも4人4000円高遠、というのは、会社公認のパターンのようである。 列の近くに居た人々の相乗りを募り、無事タクシーで高遠へ向かうことが出来た。 タクシーに一緒に乗った埼玉から来たというOL風女性は、先週も高遠に来たが桜は全く開いておらず、今週またリベンジにやって来た、とのこと。 いや凄い執念である。 どうも高遠桜についての知識もかなりお詳しいものとお見受けした。 当方も自宅近くの吉高の大桜を2週連続で見られず、3週間目にやっと満開の大桜を見ることが出来たが、リベンジとは言い得て妙なり、と同感する。 目的地に近づくにつれ、のどかな田園風景の中、開花したばかりの桜が至るところに見られるようになってきた。 もう桜が終わった東京からやって来る身としては、二度目の春のようで嬉しい。 運転手さんによると、やっと桜の開花が進んできたが、まだ開花状況は所により其々であるという。 高遠の桜は、コヒガン桜という種類、ソメイヨシノより少し小ぶりで赤みが強いようだ。 1500本以上あり、古くから「天下第一の桜」と称されて全国的に有名で、「さくら名所100選」にも選ばれているが、満開時には公園全体が薄紅色に染まる。 その様子はタクシーで現地に向かっている時にも眼に入ってきた。 流石は天下第一と言われる所以である。 高遠城址公園には40分近くで到着。 タクシー代はとても4000円では澄まない距離を走ったようだったが、約束通りひとり1000円にて無事に下車させてもらった。 裏道を通ったせいか大した渋滞にも遭わず、信州の美しい田園風景も楽しめた。 こちらを選んで時間のセーブ、コスト面でも大正解であった。 ![]() ![]()
先週の土日、ぶらりと信州へ1泊2日の旅に立つ。
信州の魅力に取り付かれて数年、少なくとも年に3度程度は足を延ばしている。 松本が中心となるが、美ヶ原・霧が峰ドライブ、安曇野~北アルプス登山、妻籠・木曽福島・奈良井などの中山道宿場町歩き、上田城訪問、上高地・白骨温泉巡り、などコンテンツも多種多様、どれも極めて魅力的である。特に宿場町の伝統的街並みを見ながらの徘徊旅では、リピーターというよりは中毒患者に近い状態となり、ご無沙汰をすると時に禁断症状を発するほどだ。 今回はそういった信州旅歴に更に1ページを加えることとなった。 新宿に出た際には西口京王デパート前のバスターミナルに寄り、バスの行き先やコスト、運行状況などを見て情報収集するのが慣わしになっている。 JRに相対して安価で興味あるところへ行けないか、なんて考えながら、旅のプラン、というよりは、その前段階のアイデアの芽を掴めればという思いでぶらついているのであるが、先般東京の桜満開時に、高遠への往復バス6600円、という大きなポスターが眼に飛び込んできた。 高名な高遠の桜、にも興味を惹かれたが、往復6600円、というのも随分お得料金だわな。 ということで、今回はJRでもなく、マイカーでもなく、高遠までの高速バスの旅を片道・往路では選んでみた。 特急電車に比べるとお値段は半額近く、急ぐ旅でなければ一度は試してみるのも悪くないかも。 スペースがどの程度なのか、満員だとかなり窮屈な思いで何時間も揺られなければならないのかという懸念もなくはなかったが。「高速バス」ならぬ、「拘束バス」となっては、苦しいなあ。 4月21日(土)朝5時には自宅を出て、新宿バスターミナル7:30発の伊那行きバスに乗る。 毎日なのか週末だけなのかは分からないが、この伊那行きバス、2台が出発していた。 そのせいか、乗ったバス、8割程度の乗客で、幸いにもあまり窮屈な感じはしない。 なお、後で知ったが、1000円を追加支払いをすれば、自分の隣リの席を確保でき、ゆっくりと時間を過ごせるようだ。長距離であれば、利用しても良いな。 バスは大きな渋滞もなく中央高速を順調に進む。 トイレもあるし、安心して飲食も出来るようで、快適である。 車窓からは大月を過ぎると、美しい山並みやピンク色の桃の木が眼に飛び込んでくる。 途中、山梨の双葉SAで20分程度の休憩を取り、合計約3時間半程度で目的地の伊那市に到着、降車する。 いや、お値段的にはなかなかコストパフォーマンス悪くない。 行き先次第では上手く利用できる手段であり、今後の旅のプラン選考の際にもバス旅をオプションに加えるべきであることを知る。 さて伊那市とは、全く馴染みがない土地。 中央線の岡谷から南へ飯田線で名古屋方面へ向かう途中にある。 バスを降りると、西方には中央アルプスが街に迫るように屹立している。 眼の前にこれだけの山脈が衝立のように迫っている街はそう多くはないが、山好きにとっては堪らない場所であろう。南アルプス登山の拠点にもなっているようだ。 空気も高地でやや涼しいが、その分澄んでおり、見知らぬ土地に来た喜びと興奮を更にくすぐるようであった。 桜のほうは、ちょうど開花して満開に向かっているところ。 まさにタイミングどんぴしゃり、良い時に来たと悦に入る。 東京の桜はもう散って巷間花見の話題も全く出なくなった頃であったので、年に2回の花見シーズンに恵まれた僥倖に浸ることが出来た。 ![]() 見ず知らずの土地に身を置く興奮と緊張、やはり日常から離れた旅は良いなあ。
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