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シンガポールからマレー鉄道の旅、強制的な中断(笑)があったものの、1時間ちょっと、国境を無事越え あっという間にジョホール・バル駅に到着。
短い旅ではあったが、エキゾチックな空気ぷんぷんの何だか懐かしい時間でもあった。 さて、到着した駅、これまたエキゾチック。 人口80万人の玄関口としては少々規模も小さく寂れた印象ではあるが、見ようによってはこれも植民地時代を思わせる往年の名建築にも見える。 破損もあらわであるが、欧風の香りも仄かに漂う佇まいなり。 どうも近くに新駅舎を建築中であるが、この駅舎は一体どうなるのか。 駅を出て早速街へ出ようとするが、駅横の景色に唖然。 おうおう、バイクが無数に波打っておる。 ああ、アジアだな~、と思わず唸る。 シンガポールでは殆んど見られない光景だ。 バリ島やら、マレーシアの島々などでは道路をブンブン飛ばすバイク集団を当たり前のように見せつけられたが、バイクの多さこそ、都市のアジア度を測る物差しなのである。 それにしても、駅前に出ていきなりこれでは、随分のご挨拶だな、と少々苦笑。 しかし、当初はバイクの駐車場かと単純に思っていたが、良く見ると、人が通る隙間もないほどにぎっしりとすしずめ状態で置かれているようだ。 駅前だと駐車場であれば理解できるが、そうでないとすれば何だコリャ。 ただのバイク置き場か。人が通る隙間もない状態であるが。 これだけバイクがあると、どれが自分のか分からないし、分かってもそれを取り戻して乗車するにあたってひどく苦労をしそうだな。 こうした訳の分からなさ、ロジックを越えた説明不可能、不条理な状況もアジアそのものか、と最後には微笑ましくさえなってしまった。 さて、これから街中を歩くことにしよう。
by ptaro2009q
| 2008-10-22 00:54
| Malaysia
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