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先週土曜日に登った陣馬山。
忙しい一週間を過ごしたせいもあるが、もう随分昔のことのような印象だ。 頂上に屹立する白馬像が印象的。 白馬像を背景として記念撮影を終えた人々は、早速食事に取り掛かる。 やはり年輩グループが随分多く、手鳴れた様子で鍋をつついていたりする。 あちこちから、何とも空腹を刺激するいい臭いが漂い、羨ましい。 あれほど大きな鍋や燃具を担いで登るのは、やはりグループでは一番若い人の役目なのだろうか。 ひとり山登りの身からすると、これも印象的なシーンであった。 それよりもモット印象的だったのがこの光景。 余りに堂々のお昼寝ぶりに、思わず失礼ながらカメラに収めてしまった。(笑) 群れず、騒がず、自然に抱かれ、安らかに孤高の時を過ごされている。 これを贅沢と言わずして、何が贅沢であろうか。 時計を見、地図を見、慌てて食事をし、次はどこへどうやって行こうか、というような何だか日常生活の延長みたいな山登りなんか糞食らえ。 こうやって山頂では泰然と、慌てず、急がず、というのが一番いいんだよ、と教えて貰ったようだ。 (しかし、真似しようとしても、なかなか真似できないものだ....。)
by ptaro2009q
| 2007-11-23 23:43
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