カテゴリ
全体 Washington D.C. Round The World Tokyo Walking New Zealand Architecture Singapore U.S. Drive New York Excursion Indonesia Mountain Germany Thailand Malaysia Weblog Seattle People Sports Music MLB Nara Book Trip Bali Art SAKABA Hokkaido Rakugaki Art Tokyo's River Tokyo's Bridge Belgium Onsen UK Kyoto Paris Nagano Hokuriku Kyushu Netherlands Spain Man hole RAKUGO Shiga ライフログ
お気に入りブログ
マハーサーラカーム 絵日... FREESTYLE @ ... 「旅人主義」-slow ... ***よくばり*** NPHPブログ版 たそがれ御留書 My Berkeley ++ 英国パブリックスクール:... 山と野と 登ったり、漕いだり。 Sky High Mou... 以前の記事
MY姉妹サイト
Ojsn Photo Studio
Tokyo Walking Walking in Cities 検索
タグ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
3,000m近くの山をに挑戦した後に、今回1,200mの山を登る。
歩きながら、その山の全貌につきどういうイメージを持つべきか。 山の大きさ・高さ、といった数値的なものから、楽な山、優しい山か、険しい山か、つかみ所の無い山か、花や鳥や木々は一体どんなもんか、といった定性的なイメージまで自分のイマジネーション、五感を駆使してその日の山の姿を掴んでいく。 色々考え、感じながら歩くのもまた山登りの楽しみか。 同じ山でも、また季節や気象条件によってもまた全く別の顔となる。 山の奥深さは計り知れない。 北アルプスを一度経験すると、東京の奥座敷・奥多摩は、どれだけ厳しいものなのか、と思っていたのだが、当日挑戦した大岳山、どうしてどうして結構大変であった。 一見優しそうな顔つきだが、恐ろしい牙を時に見せる。 上り坂が急であることなどありふれたことなのだ。 悪いことに、ちゃんとした地図も持たずに、持参のガイド本も見ずに、標識のみを頼りにコースを選んだのだが、同じ目的地へ向かうにも急坂の多い厳しいルートを選んでしまったようだ。 急坂の登り、燕岳での苦難・肉体的苦痛がフラッシュバックする。 やはり、山登りは苦しいものだ。 しかし、初回と2回目では同じ山登りでも心の在り方も微妙に異なってきたことも自覚。 肉体的苦痛はあるが、二回目となると意外と少しの余裕を感じる部分もあった。 苦しい息遣いも、初登山の時には、<ゼーゼー>であったが、今回は濁音が取れて、<フーフー>位に格下げだ(笑)。 苦しさの克服には、こうした経験積んで一歩一歩山に耐えうる肉体と精神を造るべし。 北アルプスにいきなり挑戦する前に、奥多摩で修行を積んでおくべきだった。 ...と、こんな思いをぐるぐる繰り返しながら、山を登って行く。 当篇Part-1に、この大岳山山頂を写した写真を掲載したが、頂上部分だけが比較的急峻に盛り上がった形になっている。 これまでの登り一般に比べて、勾配がかなり急になり、上の写真のようなクサリ場も登場。 北アルプスでも未だ見ていなかったものを奥多摩で見たことに驚いた。 初心者にとっては、クサリ場、と聞いただけでも、緊張する。 気を抜いてはいけない。 疲れのピークの時の最難関、癖になると、「これがあるから山は止められない」、とも聞く。 かなり苦しかったが、山頂に到着。 御嶽神社からは5km弱、2時間ほどの行程であった。 初めての山頂到達の経験ではあったが、あまり見晴らしも宜しくなく、喜びも半ばなり(笑)。 圧倒的な高さでもなく、山頂と言っても、意外とてっぺんだけは平地になっており、尚且つ草木に囲まれ見通しは悪い、全く360度のパノラマというには程遠い状況であった。 もう一寸尖った山がいいなあ(笑)。 まあ、それでも一応の征服欲が満たされ、他の多くの人達同様、持って来た弁当を開いて昼食とする。 達成感、安心感、何より心地よい疲労感、の中食べる弁当、電子レンジで暖めることも出来ない普段なら有り得ない冷たく干からびたご飯ではあったが、何とも美味かった。
by ptaro2009q
| 2007-10-21 10:34
| Mountain
|
ファン申請 |
||