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甲府で宿を見つけて一泊した翌日は、もう一度中央高速を西へ信州を目指す。
八ヶ岳のスカイラインを右手に眺めながらのドライブは何とも爽快。 鉄道の旅のときよりも、八ヶ岳が実に近く見える。静かな胸のトキメキを感じる。 茅野で高速を降り、ビーナスライン沿いに蓼科高原、白樺湖を抜け、車山高原に到着。 5年前にも家族で訪れたこの地は溶岩噴出によって出来た盾状火山の高原である。 お盆休みの最初の日曜日でもあり、ペンション街やリフト乗り場の駐車場はどこも大混雑。 車を降りてからも、リフトで山頂を目指す乗り場付近はこれも押すな押すなの大混雑。 1年でも最も混んでいる日なのではなかろうか。 それでもこうして写真で見てみると、高く青い空、緑の草原のもと、人々はリラックスして見える。 往復1,700円なりのチケットを買い、リフト2機を乗り継ぎ標高2,000m近くの山頂を目指す。 親子3人が同じリフトに乗る。娘を真ん中にして、何だか嬉しいものである。 2機目のリフトは急勾配で上昇。 降りて後ろを振り返ると、先ほどまで居た白樺湖が全容を現す。 右上方には、これまで下から見上げていた八ヶ岳の峰峰が。 雲に隠れて山頂が良く見えないが、雲間が切れると何とも美しい連峰が。絶景かな。 もう少し歩いて車山高原山頂に行くと、北、中央、南アルプス、浅間山に、晴れた日には富士山、と360度の大パノラマが楽しめる筈。 それにしても、これまでリフトで上がって来た高原を見下ろすと、どうもリフトではなく、足で山頂を目指すためのハイキング道路があるようだ。 結構の数の人々がゆっくりと、えっちらおっちらと山を登っている。 また、山頂には、自らの足で登った後のご褒美のようなお弁当を開けて美味しそうに食べている老人達のパーティなども見られる。ホントに何とも美味しいんだろうなあ! 兎に角、自分の足で上がりたかったなあ、お金払って楽チンに山頂まで来た自分に一寸罪悪感を抱いてしまう。(次回こそ!)
by ptaro2009q
| 2007-08-23 00:14
| Excursion
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