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松本を堪能した翌日は、中央線を更に西へ進み、中仙道の宿場町・奈良井へ行く。
青春18きっぷ・春の篇、最後の一枚の旅となる。 朝7時42分発の中津川行き普通列車に乗り、30分、山深き場所へ進む。 2時間歩いて感じたが、約1km続く宿場町の空気は、観光で食べていく町としては意外と閉鎖的だ。 この中山道では、難所・鳥居峠を越えてホッとするする町で、宿場町としても規模は大きいのであるが、どうも観光客に対しては愛想というものがない。 昨夏にも、町中の人々が朝から家の前の道路の水撒きに異常な精を出している姿に驚かされた記憶が強く残っているが、基本的に夏以外でも町の人の視線の在り処は同じようだ。 町の人々は、自分達の生活にしか興味がないようで、町行く観光客に対しても殆ど無視するような態度である。同じ中山道、ここから約1時間離れた妻籠では観光客を前にして随分とお土産屋、食堂など賑わっていたが、極めて対照的な風情であった。 何がそうさせたのか、については興味のあるところであるが、良く言えば、誰にも媚びずにひたすら我が生活を守ってコツコツと日々を暮らしているように見える。 その頑固さには、当初は意外であり、不可思議でもあり、随分と戸惑ったのであるが、この商業主義・拝金主義全盛の時代に最後はむしろ好感さえ覚えるのであった。 いつまでもこの頑固さがある限り、この町並みも健在であろうことを祈っている次第である。 それにしても、一寸気の利いた看板だけの珈琲屋さんあり、前回来た時にも入ってみたかったのだが、開店時間はかきいれ時の日曜でも11時過ぎ。2-3時間に一本の鈍行列車に乗り遅れる訳にも行かず、入れなかったのが心残りであった。
by ptaro2009q
| 2007-04-15 16:24
| Excursion
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