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今日は一日不思議にネットが繋がってくれた。
平日夜毎晩ウンともスンとも云わなかった此の頃であったが、今日は少しは罪を償い、主人を慰めようとしてくれたのだろうか。 Ueno~Yushima Part-1で書いた「ソフィテル東京」、という奇怪なビルのことが気になっていた。ホテル撤退の報を聞き、その後がどうなるのかと気にしていたのだが、どうも同ビルは解体される、という話を伺い驚いた。 ネットが動いているうちに調べてみようかと検索してみると、東京新聞の記事が見つかった。 「モミの木"ホテル、残らず」と題して、建物を買い取っていた三井不動産グループが、再利用は困難と判断して、建て換えることを決定した、と報じている。竣工から僅か13年で解体、とは何とも異常だが、やはり、建築時から景観や構造そのもの等について毀誉褒貶色々ありすぎたのだろう。 いづれもかなり突っ込みが激しいが、概ね評判は宜しくないようだ。 ALL-A >建物を極めてオーソドックスに教科書のように判り易く紹介されているすばらしいサイト。 ARCHITECTURAL MAP >設計家が建物を建てた背景なども丁寧に解説されており、初心者にとっては極めて有用なガイドである。 ばかけんちく探偵団 >本音で建築を語る痛快サイト。此処が最もこのビルをけちょんけちょんに批判していた。他にも、世の中、おかしな建築多数あり、と云っている。 このビルの設計者・菊竹清訓氏は、大御所の建築家ということで、このビルも1960年代に流行ったメタボリズムを体現したものとして設計されたとのこと。メタボリズムとは、新陳代謝、という意味だが、皮肉なことに、新陳代謝することなく、当ビルは13年という短さで命を落とすこととなった。 今回の解体の話を聞いた菊竹氏はかなり憤慨されているようだ。 上記でご紹介のALL Aの管理人さんのコメントが、的を得ているようで笑ってしまった。 <設計者本人は「奇をてらった」つもりは全然なく、とてもまじめに考えているんですけど、その理論と世間一般の感覚とのズレがね… > なお、菊竹氏設計の建物の中では、最近知事が変わったあの県でもひとつ取り壊しが議論されている著名建物があるそうだ。この建物も、何とも凄い形相だ。 ところで、...。 ソフィテル東京解体後、隣に残る新築の高層マンションに対する評価も気になる。 建物そのものは奇をてらっているわけではないが、静かな上野の森の景観を乱す、という点ではソフィテルの存在とさほど変わりはない。 三井不動産は同じ高層マンションを解体後もう一棟建ててツインタワーとするのであろうか。 どうも腑に落ちない。
by ptaro2009q
| 2007-01-28 23:56
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