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徘徊癖あり、兎に角あちこち歩くのが好きである。
仕事が夜7時台に終わった時には、会社のある四ツ谷から市ヶ谷を経て神楽坂までブラり歩いてそれから地下鉄に乗り帰宅、というパターンが最近のお気に入りである。 東京下町あちこち訪れたが、数ある名所の中でも、神楽坂は「古今東西」のエッセンスが程よく散りばめられており、何とも古と今、東と西のギャップ、落差の妙が刺激的で楽しい町なのである。 今晩は、金曜日、シンガポール旅行から帰国後は再び多忙な日が続き、困難な対外折衝なども経て随分と疲弊したのだが、少し早めに会社を退けて、久しぶりの神楽坂コースでの帰宅にしようと考えた。 日が暮れたあとの途中の景観も悪くない。市ヶ谷駅脇の照明に浮かぶ人工釣堀や、中央線沿いにひときわ高く聳える法政大学のビルなど、絵になる景色もひさしぶりに見ると新鮮だ。反対側には、日仏学院とか観光専門学校など、暗闇の中、一寸雰囲気のある学舎などもあり、非日常感を楽しむことが出来る。 さて、JR飯田橋駅西口南側の神楽坂を登って行く入り口に到着。 其処に、異様に人が沢山居た。そして、鐘や太鼓のけたたましい音が...。 すぐ分かった、「阿波踊り」の行列である。阿波踊りが延々と続き、また、それを見ている観衆が山のように居り、通りは立錐の余地もない。凄い人出、実に賑やか、そして活気がある。 見ていると、阿波踊りの踊り手は、職場単位となって参加したり、コミュニティとして参加したり、ということだが、どうもグループ名から推測して、本場阿波・徳島からの参加ではなく、主に都内の人々が参加している祭りのようだ。ただ一部は、浜松、とか、若干遠いところから参加されているグループもあるようだ。あまりの活気に、これは見なくちゃならない、犬も歩けば棒にあたる、ではないが、ぶらり歩きだけが目的で来ただけなのに、結果オーライ、いい場面に遭遇できた、前へ行って見なくては、と、文字通り、泡(阿波)を食った。 グループはいずれも同じ形で編成されており、最初にグループ名入りの提灯を持った男性が群(軍?)を先導し、その後、女性のグループの優雅な阿波踊り、そして男性グループが続くが、男女で踊りのパターンは明らかに異なり、男性は、一般に随分腰をかがめて中腰の踊り。その後、鐘・太鼓の楽団(年配の方が多い)が続きしんがりを務める、とこんな構成である。 各グループ、オリジナリティを出そうと、トリッキーな動きを出したり、ドラマッティックな振り付けをポイントとしているグループなど色々ある。女性の着物も凛として、色彩も豊か、日本女性の美は此処にあり、というようで、民族的にも何か日本人の良さ・美点を感じさせられる。 「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損...」とあるが、見ていてまさしくその通り、と感じた。あるグループ(確か、新宿区役所、と書いてあった)の女性が、背中の帯にうちわを挿していた。うちわに書かれたメッセージが読めた。 <連員募集中!! 来年はあなたがスターだ!> うーん、なるほど、である。このオジサン(私)も参加して、来年は此処で踊ろうか。いや、腰痛になるのがセキの山か?! 神楽坂の阿波踊り、本日に続き、明日も夜6時半からあるらしい。 気付かぬうちに1時間経っていたが、久しぶりに体中のアドレナリンが湧き上がり、熱くなった。 神楽坂の商店街は観衆にも優しく、魅力的な露店でビールや焼き鳥などにありつける。 ビールも国産だけでなく、ベルギービールなども(800円だった!)売っており、小パリと呼ばれフランス人居住者の多い神楽坂らしい。 お時間あれば、明日土曜日夕方、行ってみたら如何であろうか。
by ptaro2009q
| 2006-07-28 23:53
| Tokyo Walking
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