カテゴリ
全体 Washington D.C. Round The World Tokyo Walking New Zealand Architecture Singapore U.S. Drive New York Excursion Indonesia Mountain Germany Thailand Malaysia Weblog Seattle People Sports Music MLB Nara Book Trip Bali Art SAKABA Hokkaido Rakugaki Art Tokyo's River Tokyo's Bridge Belgium Onsen UK Kyoto Paris Nagano Hokuriku Kyushu Netherlands Spain Man hole RAKUGO Shiga ライフログ
お気に入りブログ
マハーサーラカーム 絵日... FREESTYLE @ ... 「旅人主義」-slow ... ***よくばり*** NPHPブログ版 たそがれ御留書 My Berkeley ++ 英国パブリックスクール:... 山と野と 登ったり、漕いだり。 Sky High Mou... 以前の記事
MY姉妹サイト
Ojsn Photo Studio
Tokyo Walking Walking in Cities 検索
タグ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
NYの地下鉄について、もうひとつ。
やはり、もう20年以上前、初めてNY地下鉄に乗った頃の大きな驚きのひとつは、駅ホームでの飛びぬけた音楽パフォーマンスであった。 まさに初めて地下鉄ホームに降りた時であったが、大音響が耳を襲ったのである。 何かと思ったら、ホームでフルセットのドラムを叩いている黒人がいたのであった。 そのドラム演奏の音楽性の高さ自体にも驚いたが、兎に角地下鉄ホームに何故ドラムセットが置けるのかが不思議でならなかった。 とても東京の地下鉄では有り得ない風景である。 いや、芸術がこのように地下鉄を舞台に生きている、市民レベル、生活レベルに浸透しているNYには、やはり経済だけではない、文化の奥深さ、その底辺の広さ、といった凄みを感じたことを良く覚えている。 その後免疫性も増し(?)、ホームでの演奏にはもう流石に驚かなくなってきたのだが、昨年やはりNY地下鉄に乗った時に驚いたことがあった。 何と、走っている車中で、ギターの演奏が始まったのであった。車内はそう混雑せず、立っている人がまばらな程度。演奏をしているのは、メキシコのソンブレロを被った三人組。装束の通り、メキシコ民謡を奏で、唄っていた。なかなかハイトーンのハモリも美しく、見事なもんだと思ったが、その後車内を進み、どうも乗客にお金を乞うている。 しかし、乗客も多くは心得たもので、演奏が終了する頃には財布から小銭を取り出して、はいどうぞ、という感じで演奏の一人が指しだす帽子の中に次々とほうりこんで行く。 ちょうどお金を出しおわった頃には地下鉄は次の駅に到着し、三人組は車両から降り、どうもまた次の電車が来るのを待っているようであった。(絶妙のタイミングだナ!) その時には、ここで金をせびられるのも何だかイヤな感じだナ、と思ったのだが、後々になって考えれば、小銭を整理する意味で何セントかのお金をあげるくらいの余裕があっても良いのか、という気分になってきた。10円、30円程度で結構良い気持ちになれるのだ。 今回地下鉄に乗った時には、演奏ではなかったが、やはり三人組が突如ラテンのコーラス曲を歌い始める場面に間近に遭遇した。 今回は自分も、一般のニューヨーカーなみに、「献金」にも参加し、無事小銭減らしを実現することとなった。 少し金も出したので、写真一枚くらい撮らせてもらってもバチはあたらぬだろう、とカメラを構えたが、シャッターの押しどころが悪く、何の写真か判らぬ出来栄えとなってしまった。
by ptaro2009q
| 2006-02-07 23:14
| New York
|
ファン申請 |
||