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ダウンタウンのファイナンシャル・ディストリクトから更に東に2,3ブロック歩くだけで、また河の景色が視界に入ってくる。前にも書いたように1ブロック歩く度に、突然前のブロックとは違う景色に遭遇するこのニューヨークであるが、此処でも嬉しい驚きが湧く。
イースト・リバーである。 先ほどまで、ハドソン川の散歩道を歩いていたのだが、あっという間に反対側に来てしまった。マンハッタン先端は幅が狭いのだ。 いつもは、金融街からは斜めに歩き、ニューヨーク市庁舎に向い、そこからブルックリン・ブリッジに辿り着くのであるが、今回は、斜めではなく、金融街を真っすぐに突き切り、PIER17へ向かう。19世紀にはNYの海の玄関として栄えたところである。このまっ赤な外観は、洋服のブランドショップやレストランが並ぶ大型ショッピングセンターなのである。 実際には、土曜日の早朝ということもあり、人影は殆んどなし。当然店はまだ開店もしておらず、ゴーストタウンの体。陽が上がる頃には、観光客で賑わうのであろう。同じPIERと名の付くサンフランシスコのPIER39と比べると、しかし、アミューズメント度の点では、ちょっと大人しいな、という印象であった。 停泊中の大型帆船と摩天楼の組み合わせがNY的である。
by ptaro2009q
| 2006-02-02 08:16
| New York
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