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今回のバリ行きは、実は当初望んだ旅の目的地というわけではなかった。
シンガポール経由で、再びマレーシア東岸の島に行き、娘に美しい海と魚を見せたい、嫁さんにはシンガポールのフラトンホテルで経験したサンデー・シャンパン・ブランチを味わってもらいたい、と考えていた。しかし、クリスマス前のシンガポールやバンコク、クアラルンプール、更には香港行きの便はどれも皆殆んど予約で一杯。 偶々同じ東南アジアでは、バリだけが、際立って予約が入らない状況のようだった。 値段も気のせいか割安だということで、聊か消極的に決めた訪問地だったのだ。 熱狂的なバリ・フリークの皆さんからはお叱り、或いは、嘲笑の対象となるような動機である。 やはり2002年10月のテロに続いて起きた、この10月のテロの後遺症たることは明かだ。 現地でお世話になったHISのガイドさんによると、HIS社だけで日本からの観光客は通常月には4,000人ほどがバリに来ているのだが、12月は僅か1,300人のみであるとのこと。 一日平均にすると、50人にも及ばないとは、随分バリも嫌われたものだ。 本来掻き入れ時に大幅な落ちこみで、現地の関係者も相当悩みは深刻のようだ。 最新のテロ事件で、バリにはこうした事件が度々起きる構造的な背景がある、という固定観念を多くの日本人は持ちがちである。何を隠そう、この自分も、10月のテロ報道に接した時には、決してバリには近づくまい、と思っていた一人だったのだ。 今回の旅は、両親や多くの知人、会社関係者には黙って行くことになった。言ったところで、「危ないところに行くんだね」と言われるのが関の山である。 現地の方何人かに話しを聞くと、10月のテロは規模も小さく、一方報道の方は実態以上にかなり大きく取り上げられたので、ネガティブなイメージがより大きなものとして世界に根付いてしまっている、という意見が多かった。 日本からの観光客への依存度が経済繁栄においてはかなり高い、と思われるバリ。 一方、情報に皆画一的に反応してしまう日本人。 現地の関係者には同情を禁じえないが、何とか安全なバリをアピールして、活力を戻してもらいたいものである。 事件が起きた場所とは知らずに、のん気に歩いていたのだが、後で知らされて驚いた。
by ptaro2009q
| 2006-01-05 23:35
| Bali
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