カテゴリ
全体 Washington D.C. Round The World Tokyo Walking New Zealand Architecture Singapore U.S. Drive New York Excursion Indonesia Mountain Germany Thailand Malaysia Weblog Seattle People Sports Music MLB Nara Book Trip Bali Art SAKABA Hokkaido Rakugaki Art Tokyo's River Tokyo's Bridge Belgium Onsen UK Kyoto Paris Nagano Hokuriku Kyushu Netherlands Spain Man hole RAKUGO Shiga ライフログ
お気に入りブログ
マハーサーラカーム 絵日... FREESTYLE @ ... 「旅人主義」-slow ... ***よくばり*** NPHPブログ版 たそがれ御留書 My Berkeley ++ 英国パブリックスクール:... 山と野と 登ったり、漕いだり。 Sky High Mou... 以前の記事
MY姉妹サイト
Ojsn Photo Studio
Tokyo Walking Walking in Cities 検索
タグ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
さて、11月26-29日の間のシンガポール滞在記を書きしるすこととしよう。
シンガポールの特徴としては、先ずは何よりも、「兎に角ごちゃまぜである」、ということ。 かなり有名なので今更のお話であるが、今回の旅ではシンガポールの英語、所謂シングリッシュを堪能することが出来た。中国、インド、マレーと多民族が同居するこの国では言葉もその鏡のように文化の多様性が凝縮されているようだ。 シングリッシュの特徴はご存知の方も多いと思われるが、(1)語尾にらっ・ろっ・ほっ等を付ける。アクセントを語尾に置き、だらしなく上げ気味に発音する。日本語の~よ、~ね、~じゃん、に相当。 代表例:O.K.→おっけいら~ (2)伸ばす発音(―)や、詰まる音(ッ)は発音しない。(3)最後の子音D/T/K等は発音しない。代表例:No need:ノー・ニー・ラー、となる。(4)動詞を2回続ける。マレー語の影響だとか。代表例:Can, Can(できる、できる)ちなみに、Can,Can,Canと3回続けると「大歓迎」の意だとか。 文法的にも(5)主語の省略、(6)動詞は時制に関係なく現在形、(7)冠詞、定冠詞を省略、(8)中国語、マレー語が混入、と色々分かってくると、これは単なる発音上の訛りだけではなく、文法そのものも訛っておる。 しかし、まあ日本語にしても然り、言葉は生きており、常に変遷を続けている。ある意味で文化の混在が惹き起こすダイナミズムをこのシングリッシュに象徴的に見ることが出来るようでもある。 現地に赴任して僅か40日のH兄にしても、地名では、Clarke Quayがカーキー、Boat Quayがボーキー、World Trade Centerに至っては、魚釣りセンター(これはもう古典のように有名!)と発音されることを知り、愕然としたとか。その他、駐車場Car Parkが河童、河童と叫ばれたりで、当初は何のこっちゃ、とただただ困惑されたとのこと。 街の中は地下鉄の表示等見ても英語が中心のようで、多くは確かに英語を喋っているが、何語を喋っているかが分からない人もかなり多い。しかし、彼らは往々にして積極的に話しかけてくる。当初英語ではない、と思って理解を諦めていても先方が繰り返し同じことを言ってくるので良く聞いてみたら英語らしかった、ということも滞在中何回かあった。発音や文法はかなりKing's Englishからは遠い世界ではあるが、間違いをもろともせず強引に勢いで喋るシンガポール人のバイタリティを一方では頼もしく感じるものであった。 なお、H兄によると、こちらは向こうの話す英語が分からなくとも、向こうはこちらの話す和製英語を結構理解しているとか。大したものである。もしかして、シンガポールの連中も、日本人の英語はこんな発音している、と揶揄しているのかもしれないが。 それでも結構、おっけいら~! キャン、キャン、キャン!
by ptaro2009q
| 2004-12-04 21:24
| Singapore
|
ファン申請 |
||