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シンガポール滞在中のウィークエンドを利用して、一泊二日でインドネシア領のビンタン島を訪れた。週末は、都会を逃れ、少しリッチなリゾートホテル・ライフを送るのも悪くないと思い、来星前に現地駐在のH兄に相談したところ、雨期との心配もあったが、兎に角行ってみようということになったのだ。現地では最高級とされるバンヤン・ツリー・ビンタンというホテルを予約、アジアのビーチの高級ホテルの格別の雰囲気への予感に胸は高鳴る。
中心地から空港へ向かうその途中、車で約20分程度のところにあるフェリー乗り場から高速船に乗り、1時間弱で到着。ホテルの車に送迎され、ホテル着。 さっそく日本の女優さんと言われても不思議ではない、美人の受付さんに案内される。(流石にビンタンの最高級ホテル、スタッフの質も格別だ。) ウエルカムドリンクを飲みながら、受付、そしてカートに乗り、部屋へ案内される。 こりゃ凄い。凄い凄いとは聞いておったが、特別の空間である。 先ずは、それぞれ一戸建てのヴィラなのだが、門構えが秀逸。 ヴィラの前にこうして別の門を設けることで、期待感の高まり方も違ってくる。 なかなか心憎い演出である。 そしていよいよ部屋に入ってまたまた吃驚! 全体が黒檀の落ち着いた造りで、それだけでも高級感があるが、その中に天蓋付き、白いレースで覆われたベッドが中央にでんと構えておる。 どうもおじさん二人で来る部屋とは一寸違いようだ、と我々おじさん二人は顔を見合わせ思わず苦笑い。 なお、ベッドはどうもこのタイプの部屋では、全てキングサイズベッドであり、ツインベッドではない。H兄が部屋がツインベッドではない、と予約時に東京に連絡してきた時には、また彼のいつもの悪い冗談かと思い、「新婚旅行を楽しみましょう」と返事を出したのだが、ここは本当に新婚さんやら恋人同士で来る場所なのだ、と気付いたのはもう後の祭り。 まあ、それでも、この素晴らしい部屋に来れた感激が、全てを上回った。 部屋の扉を開くと、広い2段階のテラスがある。 一段高いところには、大きなマットのようなものが敷かれている。 これはもしかして、とそのマットをはがすと、やはり、ジャグジーである。やったやった、である。森の木陰から透けて見える水色の海を眺めながらのこのジャグジーに漬かる気分といったらもうどんな開放感どんな超越感なのだろうか。言葉では言い尽くせない、もう最高、という気分である。これは、素晴らしいホテルに来たもんだ。胸は更に高鳴る。
by ptaro2009q
| 2005-01-07 00:13
| Singapore
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