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先般、<精神的支柱たる人>という記事を書いた。
我輩が現在の会社に就職する上で採用の決定をしてくれた米国本社の副社長が突如会社を辞めると宣言し、大いなるショックを受けた、という話だった。 20数年社会人をやっていて、彼ほど人格的にもビジネスの知識やマナーにおいても心より尊敬できる人には、日本人アメリカ人を問わず、そう出会っていない。それだけに、幾らかの予兆は薄々あったのではあるが、今回の彼の決心は実に残念でもあり、心にぽっかりと穴があいてしまう心境であった。 6月30日には、彼から直接個人的に、「今日が最後の日だ」、というEmailが来た。 こちらも、前に貰っていたアナウンスメントに対する返事がすぐに出来なかったことを詫びつつ、かえすがえす彼が会社を去るのは残念であること、これまでの彼の偉大なる業績と個人的な親切に表現できぬほどの感謝の気持ちを抱いていること、また、(図々しくも)出来ればこれからも個人的には色々おつき合い願いたいと考えていること、を下手な英語で書いた返信を出した、自宅のEmail Addressを添えて。 その後、相変わらずの多忙さで、彼のことも意識の外に行って居ったのだが、本日日曜日に自宅のEmailを開けてみると、彼の律儀な返信が来ていた。もう3,4日前に書いたMailのようだ。 彼も我輩からは色々なことを学び感謝していること(ホントかいな、まことアメリカ人らしい褒め言葉である、まあ良いか。)、当面年末までは次の仕事を見つけることなく、悠々自適の生活をしようと考えていること(羨ましい! 実は我輩も今の仕事に就く前に1年3,4ヶ月好きなことをやっておったのだが。)、彼の奥さんは、これまでは彼が夜も週末もなく、24時間365日仕事、という生活から解放され、一緒に居る時間が増えていくことで、大変喜んでいること(これもアメリカ的だなあ、日本人だと、奥さんから邪魔物扱いされるのでは?!)、そして、我輩とは今後ともお互いに連絡を取りあおう、という有り難いメッセージも最後に添えられていた。 会社を辞める、ということについては、その理由として、ただただ色々な意味でその時が来たから、と書いていた。恐らくは少なくとも何ヶ月かの間、様々な葛藤があったこととは想像するが、今や悲壮感も消え、スッキリとした心境に至っていたようで安心した。 今後彼とは仕事抜きで、個人的な付き合いが出来ることに大いに胸躍った。 人生は長い、時には全力疾走から、一息抜いて、これからの人生、これまでのこと、色々時間を掛けて少し遠くから見てみることも悪くないよね、というメッセージを出した。 また、大ベテランにむかって恐縮ながら、Blogをやってみてはどうか、とも書いてみた。彼は元ジャーナリストでもあることを思い出したからである。彼の持つ博識さ、文章表現やレトリックの巧みさは、Blogでも生きるのではないか。 併せて、読めるはずもない日本語ではあるが、自分がやっている2つのBlogのアドレスも一緒に紹介した。(調子に乗りすぎ、でした。)1つは写真中心なので、結構楽しんでもらえるかなとも思ったのだが。 恐らく彼を支持する読者はかなりの勢いで拡大するのではないかと思えるほどの力量の持ち主ではあるが、読者の人気を得る、というよりは、自分の過去を色々書いてみる、というのはなかなか出来そうで出来ないこと、時間のあるときに様々な過去を書いてみる、ということは、将来を見つめるうえでも有用ではないか、というようなことを生意気にも書いてしまった。 取り合えず、彼がどういう返事を書いてくるか、大変楽しみでもある。 いつも期待を2回りも、3回りも上回る内容の返事が返ってくる彼、なのである。
by ptaro2009q
| 2005-07-10 23:17
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