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7月下旬の週末某日、青春18きっぷにて気儘な鈍行ひとり旅。
吾妻線の旅を終えた後の戻り道、渋川から新前橋、そして両毛線に乗換え群馬県・桐生へ。 京の西陣と並び、奈良時代から絹織物の名産地と知られていたこの町には、その歴史を裏付けるような名建築、洋館や石蔵、煉瓦造りの建物が散見されノスタルジックな空気を醸成させている。 昭和の高度成長期前の時代から時間が止まったような、懐かしさと少量の哀しみのあるこの町が好きで何度も足を運ぶようになった。 本町の懐かしい街並みを天満宮に向かって歩くと、民家に混じって低い軒先のとてつもなく古い銭湯が目に入る。 「一の湯」という創業100年を越える銭湯だ。 元来は、富国強兵を唄って次々と建てられた当時の紡績工場の工員のための浴場として利用されたきたようで、銭湯内の佇まいや備品も殆どが当時の面影を残しておる。 日本中で現存する銭湯の中でも最古の部類であろう。 何ともレトロそのものの世界。 桐生の街並みを散散徘徊し汗をかいた後には、必ず此処で一風呂暑い湯を浴びてから帰ることにしている。 銭湯代は330円。東京の450円に比べると随分安い。 平成7年から桐生の銭湯代は据え置きのようだ。 番台のおばあちゃんは、常連さん以外の客には、「タオルある?石鹸使っていいよ」などといつも必ず声を掛けてくれる。 どうやら東京を含め、このレトロ銭湯には地方からわざわざやって来るファンも少なくないようだ。 今や銭湯は絶滅危惧種、来る客はお年寄りが多くを占めるが、この味は素晴らしき哉。 桐生の伝統、古き銭湯の良さを将来にも繋げる意味でも、是非いつまでも残しておいて欲しいものだ。 また行くよっ!
by ptaro2009q
| 2013-08-18 19:39
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