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昨朝の朝刊一面にあった見出しで、今回の地震・津波による死者数は2万2千人とあり、その規模の大きさに驚いたが、夜Yahoo!(米国版)のトップ報道を見て更に驚いた。
Tidal Waves Death Toll Rises to 44,000 死者は朝の倍の4万4千人となっている。まさにこの増加の仕方も津波級、時間が経つにつれどんどん加速するかのようだ。人類史上最大級の自然災害と言っても過言ではないようだ。どこまで被害が拡がっているのか、想像するだけでも恐ろしい。行方不明者から推定するに、最終的には7万人を越える死者が出るとの報道もある。 今朝は米国本社スタッフと定例の電話会議を行ったが、巻頭の会話はこの地震・津波の話であった。米国でもこのニュースは大々的に報じられているらしい。何より、結構米国からも東南アジアのビーチは人気らしく、今日話をしたこの米国人の相棒も、何と知り合いがプーケットに休暇に行ったがまだ連絡がつかない、と心配しておった。 気分は殆どスマトラの方へ行っておったが、昨夕6時半頃、新潟県中越地方で震度5弱の地震が発生したとか。こちらもまだおさまっていない。「余震」の恐ろしさを改めて感じる。雪が舞い散り寒さも厳しくなり、人々の不安も消えることなく、本当にお気の毒である。この日から上越新幹線が運転再開、という時の大きな地震も何だか皮肉な巡り合わせである。 今年一年を表す漢字が「災」という字に決定したらしいが、一年の最後の最後まで大きな災害が世界的に続出している例は記憶にない。二次災害の懸念も残り、また復興への道のりの長さも想像を絶する。まだ「もっと悪い何かへの前兆」という不安も拭えぬが、これはもうこれっきりにして欲しいと願わずにはいられない。
by ptaro2009q
| 2004-12-29 11:21
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