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モンマルトルの丘周辺を歩く。
石畳みの坂道や階段、洒落た家屋やカフェが並び、時に振り向くと眼下にパリの眺望。 多くの芸術家達から愛され続けた街に身を置いていることに感激した。 狭い路地の佇まい、階段の上からの小景、窓の装飾、路傍の花々など、歩を進めるほどに出会う何気ない一片一片のシーンのどれもが美しい。どこの景色を切り取っても一枚の絵画、映画のワンカットになるように思えて来る。 観光客の往来で賑やかな通りも良いが、やはり通りから一歩中に入った静かな路地が良い。 石畳の坂道と白壁の建物、ユトリロの絵画そのものの世界だ。 こんな景色こそ、このモンマルトルで見てみたかったのだった。 歩いているとふと家屋の塀などに街角アートとでもいうようなものを良く見掛ける。 半分落書きというようなものもあるが、実に観て楽しいものだ。 #
by ptaro2009q
| 2017-10-30 08:33
| Paris
モンマルトルの丘。
パリ北端の地。 長きに渡ってブドウ園と麦畑だけの寒村だったが、1853年のパリ大改造により市内から追い出された人々が移り住み、ひとつの地区が形成された。 19世紀後半、物価の安さや自由な雰囲気に惹かれて様々な芸術家が集まり、芸術の街となった。 近代美術史の中でも燦然と輝く「印象派」、なかんずく「エコール・ド・パリ」と呼ばれる一派を輩出した地であり、今回パリの滞在においては真っ先に訪れたい地であった。 ムーランルージュから丘へ向かう一本道の坂を上って行く。 沿道両脇には土産屋やカフェ、レストラン等が並び、観光客も多く中々賑やかだ。 華やかなパリの匂いをパリ到着後初めて体感出来た。 群衆を掻き分け坂を登りきったところで一気に視界が広がる。 視線をあげ目に入ってきたのは圧倒的な容姿を誇るサクレ・クール聖堂の白。 白亜のドームが美しい。 聖堂に至る途中の段は芝生が貼られ、多くの人が座り込みパリの街を見下ろしながらゆっくりとした時間を過ごしている。 何とも絵のように美しい景色に圧倒され感動した。 聖堂前の階段にも多くの人が座りこみ歓談している。 映画の一シーンのようだ。 ローマのスペイン広場の階段を思い出した。 視線の先にはパリの街が拡がる。 これから過ごすパリでの日々を想い興奮が沸き上がってきたものだ。 モンマルトル篇、もう少し続く。 #
by ptaro2009q
| 2017-10-27 07:44
| Paris
旅は Phase 1であるオランダ・ベルギー篇を終え、Phase 2 パリ篇に入る。
パリで泊まったホテルは 19区にある。 パリの宿は旅の出発前に予約していた。 パリは今回で3回目だが、過去じっくり歩き回ったことはなく当然土地勘も殆どない。 今回のパリ、貧乏旅でホテルを決めるのはやはり料金が第一の基準となる。 大都市だけあって超高級ホテルからドミトリーまでパリのホテルの数は多く選択幅も広いが平均料金は欧州中小都市と比較的するとかなり高い。お手頃な価格のホテルを探すとなると自ずからロケーションは中心部からどんどん遠いところとなる。日本のビジネスホテルのようなコスパの良いホテルは中々ないもんなア。 結局選んだホテルは19区にある小ホテル。 19区はパリの北東部の区であり、東京で言えば地理的には足立区とか荒川区あたりに相当、街の雰囲気も下町風であることも共通点であった。 1泊1万円以下の料金で出発前に当初2泊を予約し、次のパリ2泊はパリ滞在中に趣向を変えて別の地区に泊まろうかと考えていたが、宿泊途中に次の宿を決めるのも面倒になり、結局はパリ4泊は全て19区の同じホテルに泊まることになった。 到着後、まだ午後4時ほどで日も長いこともあり、出掛けることにした。 目的地はモンマルトルの丘。 大のファンでもあるユトリロやモディリアーニ等も集っていた芸術の街でもある。 そもそも19区に宿を構えたのも憧れの地・このモンマルトルに比較的近いのがひとつの理由でもあった。 宿の周辺、やはりどうも勝手にイメージしていたパリとは程遠い雰囲気。 行ったことはないが、北アフリカのようかいな。 黒人住民が多数、並ぶ住居やお店も、欧州の風ではない。 5分も歩かぬうちに高架線の地下鉄線が見えた。 簡易な作りの地下鉄駅へ行ってみた。 これに乗れば、真っ直ぐモンマルトル方面へ行けそうだ。 自動販売機が2台あるが、どうやって切符を買うかが良く分からない。 現金では買えず、クレジットカードのみ受け入れる販売機のようだが、試しにやってみると理解できないメッセージが出てきて面倒になってしまった。 途中、2mほどの身長の黒人青年が改札口の扉が開いたのを良いことに高い柵を乗り越えて改札の中に入っていった。無賃乗車という奴だろう。 そうしているうちに、何人かの黒人が同じように柵を越えた。 もう無法地帯のようだ。 途中で地下鉄の切符を買うことは諦めて、まあ線路沿いに歩いてみることにした。 数十分、この高架線に沿って真っ直ぐに歩く。 結局4、5駅分ほどは歩いたのであろうか。 終盤には風俗店というか、怪しげなショーをやっているお店が並ぶ地帯に突入。 まだ明るいうちから、客引きがしつこく声を掛けてくる。 無視しながら進むと、特徴ある赤い風車のある小屋に遭遇。 どこかと思ったら、これはこれは著名なムーランルージュではないか。 実は一度団体旅行の際、かなり遅い時間であった記憶があるが、此処でショーを見たことがある。 エロチックなものかとも期待したが(!)、綺麗すぎて拍子抜けした記憶がある。 なんだ、こんなところにあったのか、ムーランルージュよ。 #
by ptaro2009q
| 2017-10-23 14:24
| Paris
ブリュッセル滞在をほぼ24時間で終える。 次の予定はパリとしていたが、前日 Facebookでブリュッセル滞在を告げると、知人より「近隣の世界遺産のブルージュもいいよ」、の声が入ってきた。国内旅でも良くあることだが、旅中に知人からコメントやアドバイスを貰って訪問先を変えることも屡々ある。心動かされた。 自分も一度訪れたことのあるブルージュは「北のベニス」と言われ、緑と運河が美しい古都。チョコレートの名店が多数並ぶ街角もある。 ブリュッセルからは1時間ほどで行けるブルージュ。 半日をそのブルージュ訪問に費やそうかと悩んだが、連日のホテル探しの苦労がトラウマになっている、予約済みのパリのホテルには長くうろつくことなく早めに入りたいという思いが勝り、ブルージュ観光は諦めることにした。 此処まで来て少々残念ではあったなあ。 ブリュッセル中央駅でパリ行きの特急タリス(THALYS)の切符を買う。 正式にはパリ北駅行きである。 特急2等席のお値段は100ユーロほど。 時間も価格も東京・名古屋間の新幹線、という感じかな。なお1等席だと2万円ほどだ。 日時や便によって、また購入タイミングによって同じ2等席でも価格は変動するようだ。 事前に日本語レイルヨーロッパのサイト経由でも切符は買えるが、同サイトで記憶していた価格よりは若干安く買えたのか?
隣りのブリュッセル南駅(MIDI)へ行き、其処から乗り換えよ、と言われる。 座席指定の欄が空欄になっているので、自由席なのかと思っていたが、どうも乗るべき列車は全席指定となっており満杯、座れる席はないとのこと。 切符がサイトの価格よりも幾らか安く買えたのは席が与えられていなかったからなのか、と何となく合点。 結局座席があるスペースを仕切った外側、出入口の扉とスーツケースを収める荷物スペースの横に一席予備席のようなものがあったので其処に座ってパリ到着を待つことにした。 特急列車でフランス国境を越えて花のパリへ、という高揚感は正直萎えてしまったが、まあ、乗車時間はノンストップで1時間20分ほどなので苦にはならないことであろう、真っ当ではないが座る席があっただけ幸運と思われた。 これまでの旅の記録などをノートに書き綴る。 殆ど車窓風景を見ることもなく時間はあっという間に進んだ。 途中、体躯のでかい警官4人(マシンガンを抱えていた)から尋問を受ける。 パスポートを見せろ、と随分高圧的。 EUの場合は国境を越えても特に通関の必要もない筈だがセキュリティ上の理由で警備をしているということなのだろうが、お巡りさんというよりは武装戦士のような猛者どもに取り囲まれるとかなりの恐怖感を抱かざるを得ない。 パスポートを見終わった警官から「アリガト~」と日本語で言われて脱力・拍子抜けした。 さて、特急列車はあっという間にパリ北駅へ。 流石は「花のパリ」である。 これまでの旅で訪れたオランダ・ベルギーの諸駅に比べても建物の大きさ、人の多さ・人種の多様性、喧噪の度合い、何もかもスケールが桁違いに違う。 時間の進み方もこれまでの何倍も速いように見えた。 駅周辺も多くの人と車、そして聊か乱雑な街並みに圧倒される。 都市としての広さ、深み、とにかく掴みどころがない。 パリ北駅はアフリカ黒人や中東難民が多数集まる地区にあるのか、エキゾチックといおうか、花のパリの洗練されたイメージとは遠い不可思議な異国風が漂う。治安は大丈夫か? パリを何度か訪れていた娘からも聞いていた「かなり怖い場所」という言葉を思い出した。 これまでは、駅到着後は意地でも歩いてホテルを探す、というやり方を貫いてきたが、このパリ北駅では到底無理だということを一瞬にして悟る。 タクシーに乗る。 若い運転手クンで英語が通じて助かった。 放射線状になった道を何度も曲がり進むタクシー、東西南北どちらに向かっているかも全く分からない。 自力で歩いてホテルを見つけるのはやはり無理、タクシーに乗って良かったと心から思う。 10分ほどで目的の小ホテルに無事到着。 小さなホテル、周囲もお洒落なフランスとはほど遠い少々荒れ気味の街並み、フロントから出てきたのは迫力満点の黒人女性。 うーん、なんだかフランスではなくて、北アフリカないしはアメリカ南部の田舎町にでも到着したような気分であったわい。 #
by ptaro2009q
| 2017-10-21 10:27
| Paris
ブリュッセル2日目、と言っても滞在はあと僅か3,4時間というところであったが、市内へ早朝お散歩に出掛けた。
その際に出会ったシーン、写真をランダムにご紹介。
ブリュッセル中央駅東口を越え、北側に向かう。 路面電車が走る長い長い直線一本道、遥か先に見える丸屋根が美しい聖堂の姿に打たれ、其処まで歩いてみた。 聖堂の箇所から道は丁度Yの字状に二手に分かれており、なかなか情緒的、想像を掻き立てる。 イラストレーター横尾忠則氏が見たら泣いて喜ぶY字路光景だろう。 この聖堂、著名なものかと後で調べてみたが、ガイド本には出ていることがなかった。 地図を探して虫眼鏡でやっとその名を知る。(Place de la Reine Komngine-Plein だとさ) 流石は歴史の街、歩いているとふと歴史ある名建築に屡々遭遇する幸せ。 街角の路地で見かけた酒屋のウィンドウ。 数多くのベルギービールがぎっしりと陳列。 個性豊かな味とラベル、こんなに多くの種類があるのだなあ。 ゆっくりと滞在して存分に味わうことが出来る日は来るだろうか。 500年の歴史、世界遺産にもなっている大広場「グランプラス」に今朝も訪れる。 早朝ゆえにまだ人も疎らだが、お昼頃からは立錐の余地もない大混雑の場となる。 110m x 68mの大広場、市庁舎、王の家(ブリュッセル市立博物館)を始めとしたゴシック調の名建築が四辺を囲む。 世界一美しい広場と、かのユゴーが称賛した地とか。 全貌を上手く撮る写真は無理だなあ。 ブリュッセル中央駅東口を越えてまもなく、工事現場の壁が街角アートに彩られている。 いずれも顔がテーマになっているが多彩な筆致とデザイン・色調の豊かさに、グレイなイメージのブリュッセルが一瞬明るくなった。 ひとつひとつの顔にご挨拶。 中央駅近く、緑豊かな公園に遭遇。 こんなところが市内中央にあるとは想像出来なかった、昨日早いうちに此処に来ていればブリュッセルの印象も随分と違っていたことであろう。 子犬の散歩、映画のシーンのような光景も見られた。 後で調べてみると、「ロワイヤル広場」といい、美術館のほかに、国会や各省庁、王宮などがある行政地区であった。もう少し時間をかけて歩きたかったものだ。 グランプラスの近く、欧州最古のアーケード、「ギャルリーサンチュベール」。 店舗やカフェが並ぶ長いアーケードロード、人が居ない時間帯には荘厳な気分を味わえる。 「王立モネ劇場」1819年建立のオペラハウス。 最初は造幣局だったそうだ。モネは画家のモネではなく、貨幣の意味だと。 ブリュッセルは大都市だけあり、社会問題も多そうだ。 路上にも移民なのであろうか乳児を抱えた路上生活者や乞食を随分と見かけた。 大都市の光と影、社会格差、貧困は深刻な影を浮き彫りにしている。 オペラハウスの前で行われていた集会、赤いウェアの人が多数集結、激しいアジ演説に反応する叫びが絶えず聞こえる。 かなり切迫した空気を漂わせていた。 やはり大都市だけあり、24時間ほどで分かったような顔は出来ないなと痛感。 それでも二度目の訪問で長時間歩いてブリュッセルの断面を僅かでも見れたことに満足した。 名物のワッフル、チョコレートは賞味する機会を得ずの野暮な旅。 ダイアモンドに触れることもなかった。 #
by ptaro2009q
| 2017-10-19 13:43
| Belgium
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